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政治
政治
歴代総理の胆力「小泉純一郎」(1)良くも悪しくも「言葉の人」
自民党議員の顔色より、国民の支持をバックボーンとした、良くも悪しくも「言葉の人」であった。小泉純一郎までの戦後総理大臣は、圧倒的多くが言葉を選ぶ「重心の低さ」を売りにしていたが、これとはまったく逆の断定調、ときに絶叫調の短いセンテンスを次々…
政治
歴代総理の胆力「森喜朗」(2)ラグビーボールに託した人生観
森の持ち前の言葉の軽さは、致命的であった。神道政治連盟国会議員懇談会での「神の国」発言、総選挙を前にしての「(国民が)関心がないと寝てしまってくれればいい」との“投票棄権要請”発言等々、思慮を欠いたものが多かった。さらには、ハワイ沖での水産…
政治
歴代総理の胆力「森喜朗」(1)「密室」から生まれた政権
組織のトップリーダーが選ばれる際は、なんらかの「正統性」が求められる。しかし、とにかく急場をしのがねばならないため担ぎ出されるというケースも、ままある。政治の世界では、「暫定政権」と言われるものである。戦後、いわゆる“暫定政権的”なケースは…
政治
表舞台登場6年で北朝鮮NO2に!「金正恩の妹」金与正の超極秘正体とは?
しばらく不気味な沈黙を守っていた北朝鮮が再び動き出している。その最前線で指揮をするのは、「ほほえみ外交」で一躍脚光を浴びた金正恩委員長の妹・与正氏だ。かつての「クールビューティ」は一変、突如、韓国との連絡事務所を爆破し「南朝鮮はズボンの股を…
政治
「コロナ終息は250年後」!安倍政権がひた隠す「衝撃データ」とは?
日本のコロナ禍は第2波に備える次のステップへと入った。だが実は、国民にはおよそ声を大にして発表できない「衝撃データ」を、安倍政権も政府の専門家会議メンバー達もひた隠しにしている。その「不都合な真実」を、感染症専門医、ウイルス学者、政府関係者…
政治
歴代総理の胆力「小渕恵三」(2)小沢一郎との「死闘」に敗北
しかし、政界はまさに「一寸先は闇」である。小渕は平成11(1999)年秋の自民党総裁選で、加藤紘一、山崎拓の挑戦を受けたが、圧倒的勝利で「再選」された。加藤、山崎の両人があえて立候補したのは、総裁選後の小沢一郎率いる自由党の連立参加問題にあ…
政治
歴代総理の胆力「小渕恵三」(1)オレは“真空総理”
「師匠」が「受け」と「待ち」、あるいは「我慢」「辛抱」まずありきの合意形成型リーダーシップで与野党ににらみを利かせていた竹下登元総理だっただけに、小渕恵三もその政治姿勢を踏襲していた。会話のやりとり一つ取っても、前任総理の橋本龍太郎のように…
政治
小池百合子を追い落とす!?吉村洋文、「都知事選に殴り込み」の「野望」とは
豊洲移転問題に東京五輪と失点続きだった小池百合子都知事が再選に向けて動き出した。さながらゾンビのごとくコロナ禍を逆手に取った「ホラー会見」で、人気がうなぎ登り。もはや当選確実視されているのだ。そうした中、大阪府の吉村洋文も参戦を示唆。負け戦…
政治
河井案里、夫とともに逮捕で浮上した「新たな秒読み段階の問題」とは?
昨年7月の参院選広島選挙区を巡り、地元議員ら約100人に計約2600万円に上る現金を配った疑惑が浮上し、6月18日、河井克行前法相と妻の案里参院議員が公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕された。「今年3月には、ウグイス嬢に法定額を超える報酬を…
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歴代総理の胆力「橋本龍太郎」(2)「硬構造ビル」政権の限界
橋本内閣は、自民党が社会党の村山富市を「自社さ」3党連立政権の首相に担ぎ、小沢一郎が率いた非自民連立政権から政権を奪還、村山内閣がその役目を終えたのちに発足した。その橋本政権スタート時は、「若武者」登場もあってか国民人気も高かった。政権の前…
政治
歴代総理の胆力「橋本龍太郎」(1)怖いものなしの「風切り龍太郎」
「小沢(一郎)はナタの魅力だ。黙々と仕事をして、やるときはドスンと決断する。一方の橋本(龍太郎)はカミソリだな。頭脳明敏、スパッとした切れ味が魅力だ」総理大臣となった田中角栄は、多士済々が蝟集(いしゅう)した田中派の中で、有望な若手視をされ…
政治
「密、密、ふふふ」窮地の河井案里に浮上していた「ヤバイ写真撮られた」情報
「密、密、ふふふ」自民党の河井案里参院議員が、集まってきた報道陣の問いかけにこんなコメントをつぶやいたのは去る5月14日。6月17日の国会閉会を待って、検察当局は、公職選挙法違反(買収)容疑で、同じく自民党の衆院議員で夫の河井克行前法相とと…
政治
「やっぱり小池の方がマシ」舛添要一のコロナ感染“憶測”に出た痛烈批判
前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏が6月9日、ツイッターを更新。新型コロナの現状について持論を述べたが、これに呆れた声が拡がっている。舛添氏は、〈乗員からコロナ感染者が出た米空母セオドア・ルーズベルト号(4800人乗り組み)で検査したと…
政治
歴代総理の胆力「村山富市」(2)米紙「ミイラ政権」と酷評
一方、安定政権ではあったが、身の丈に合わなかったことも多々あった。その最たるものが、未曽有の阪神・淡路大震災、オウム事件に直面したが、危機管理という点ではほぼ無力であった。総理になるまで官邸にほとんど顔を出したことはなく、当然、官邸の情報収…