歌手のASKAが自身のブログで新元号を予想し、注目を集めている。3月9日のブログで明治神宮や即位について触れ、その流れで新元号を大胆予想したのだ。何でも「平成」の時には「開成」と予想したそうで、「成」の文字は一致したことから今回も自信があるようだ。
そんなASKAの予想は「和光」。「和」には争いごとが静まるといった意味があり、「光」は希望や未来と同義語と感じられるという。ASKAは「かなり、気に入っています」とコメントした。
「元号の付け方は1979年に明確なルールが設けられました。漢字2文字であること、よい意味を持つこと、読み書きしやすいことなどがあります。ASKAさんの『和光』は問題ないでしょう。『昭和』の『和』を入れ、2文字めではなく1文字めにしているのもいいと思います。またルール化はされていませんが、明治、大正、昭和、平成とイニシャルが被るのもよくない。和光ならWなのでこれも問題なさそうです」(週刊誌記者)
なかなかの命名センスを発揮したASKAだが、和光が採用されることはまずないという。先の記者が解説する。
「元号の付け方のルールに『俗用されているものでないこと』という項目があります。宝飾品を販売する『銀座・和光』がよく知られていますし、難しいと思います。埼玉県には和光市もあります。何よりも、もし和光に決まったら、マスコミが『ASKAの予想が的中』と大騒ぎするのは確実。そんな元号を選ぶはずがありません(笑)」
残念ながらASKA案になることはなさそうだが、言葉のセンスは、さすがと言っていいのかもしれない。