言いたいことは分からないでもないが、さすがにツッコみポイントが明確過ぎた?小倉優子が、3月6日に放送されたバラエティ番組「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)に出演。日本の有名なおとぎ話「桃太郎」の結末に納得がいかないと話す一幕が物議を醸している。番組ではMC明石家さんまが、桃太郎がきびだんごを使って、犬などを仲間にすることについて「これから鬼の成敗についてくるならあげましょうって、それがイヤやねん」と、嫌悪感を示すと、これに小倉が同調。小倉は「なんか、日本の昔話ってそういうことが多くって。桃太郎もね、鬼ヶ島に行くじゃないですか。私は、鬼退治じゃなくて、話し合ってほしいんですよ、鬼と」「だからもう、『悪いことはしちゃいけない』って、『君はどうしたいんだ?』と言うの。カチカチ山とかもひどいじゃないですか?(子どもに)どう説明すればいいのかわからない」と、さんまとは論点が違うが、どうやら悪を力でねじ伏せるという展開が嫌いなようで、話し合いでの解決を提案したのだ。
この指摘にさんまは「わかる、わかる。でも、素直に読んであげるのが一番ええんやろけどな」とフォローを入れていたが、ネット上では「そんな物語、子どもが読んでも何もおもしろくないだろ」「鬼が話通じると思うか」「それで桃太郎がだまし討ちにあったらどうするんだよ」と、否定的な意見が多数見られていた。
さらに、「じゃああなたも話し合って離婚を辞めればよかったのに」「夫とわかり合えなかったのなら、鬼とわかり合うことの大変さぐらいわかるだろ」「うん、そりゃ離婚するわな」と、何故か小倉が離婚したことに結び付けて意地悪くツッコむ書き込みも多数見受けられていた。
「夫の不貞愛が原因で離婚している小倉ですから、何事も平和解決が一番という気持ちもわかりますが、そんな小倉だからこそこういった批判も多い。空想の生き物ではあるものの、鬼と話し合うことが容易でないことはだいたい想像がつくところ。そんな無理難題を言うぐらいですから、かつてはわかり合えて結婚した夫ともう一度話し合って離婚を防ぐぐらいできれば説得力もあったとは思いますが、そうではありませんでしたし、ついついツッコんでしまったという人が多かったようですね」(エンタメ誌ライター)
まさかちょっとした発言からここまで個人的なこともツッコまれてしまうのは気の毒なところではあるが、小倉も自身が離婚の道を選んだように、物語の結末も知られざる背景や様々な事情を考慮して作りこまれたもの。そこに安易にいちゃもんをつけるのは控えた方がいいかも?
(田中康)