女優の土屋太鳳がナレーションを務めるドキュメント番組の「ワザビト BRIDGE OF DREAMS」(TBS系)が、3月25日に最終回を迎えた。その放送直前、土屋はインスタグラムに番組に向けた直筆メッセージを公開。番組スタッフへの感謝を表している。
そのメッセージは彼女独特の力強い筆致で書かれ、真っすぐに伸びた行や統一感のある文字間隔には、土屋のマジメな性格が表れていると評判だ。ネット上でも「字がキレイすぎる」といった感想が寄せられているが、実はこの書き文字、ファンの間では以前からよく知られているのだという。芸能ライターがひもとく。
「土屋の書く文字は手書きでありつつ、まるで印刷したかのような統一感が特徴で、ファンからは『太鳳フォント』と親しまれています。その文字で特徴的なのは、文字全体が右に少し傾いていること。何しろカギカッコのタテ線からして斜めになっているほどの徹底ぶりです。この字を書く人は一説には、頑張り屋で責任感の強い人が多いのだとか。舞踊学を専攻し、ダンスの研鑽を積んでいる土屋らしいと言えるんじゃないでしょうか」
その「太鳳フォント」にはファンから、ぜひ製品化してほしいとの声も数多くあがっているようだ。
「かつて女子高生の丸文字が流行った1980年代に、おニャン子クラブ・永田ルリ子の手書き文字をベースにした『ルリール』という書体が発売されたことがあります。現在は市販されていないものの、印刷所の写植機では今でも印字することができるとか。それに手書き風フォントにはけっこう人気がありますし、ぜひ『太鳳フォント』も製品化してもらいたいですね。マジメさを感じさせる文字なので、何かと用途はありそうです」(前出・芸能ライター)
おそらく土屋なら、フォント製作用に数千文字の直筆が必要でも、喜んで書いてくれるのではないだろうか。
(金田麻有)