芸能

古田新太、「拷問のような」撮影だった最新ドラマ“熱血演技”の見どころ

 古田新太が3月31日スタートの連続ドラマ「闇の伴走者~編集長の条件」(WOWOW)で、役者根性全開の熱血演技を見せていることがわかった。

 同ドラマは3年前に放送された「闇の伴走者」の続編で、長崎尚志原作の「編集長の条件-醍醐真司の博覧推理ファイル-」を、セカンドシーズンとしてドラマ化したもの。伝説の編集長の謎の死の真相を、松下演じる調査員と古田演じる漫画編集者が追いかけるミステリーだ。3月27日に同番組の完成披露試写会と舞台挨拶で、古田はW主演の松下奈緒、三木孝浩監督と登壇。テレビ誌記者が言う。

「松下は、『再結成できて本当にうれしいです』と挨拶し、セカンドシーズンを心待ちにしてきている感じで、終始ノリノリの笑顔でした。ところが、古田は浮かぬ顔。で、口をついて出るのは、嘆きとボヤキばかりだったんです」

 もともと漫画大好きで、編集部員の友人も多いことから役作りも万全と引き受けたが、あにはからんや、想像を超えるぶっ飛びキャラに大いに手を焼いたという。

「三木監督が『古田さん、(続編を)やってくれないんじゃないかな?』と危惧させたほどだったそうです。古田の役はセリフが多く、うんちくをとうとうと語るシーンもあって、とにかくずっと『くっちゃべっている』イメージでうんざりさせられたとか。しかもスナック菓子好きな役で、食べながら長台詞をしゃべらなければならなかったんです。実は古田はスナック菓子やスイーツなどの甘いものが大嫌いで、食べたくもない菓子をいかにもおいしそうにほおばりながら、長台詞をトチらぬように神経を張り詰めさせながらしゃべっていくのは、口の中の菓子が水分を吸収し、口がどんどん渇いていくとあって、さながら拷問を受けているようだったということでした」(前出・テレビ誌記者)

 古田は小5の時に観た「劇団四季」の子供ミュージカルで舞台俳優を志した。そのため、中学時代はバレーボール部で基礎体力作り、高校時代はクラシックバレエを習い、大阪芸術大学ではミュージカルを専攻した筋金入りの「役者バカ」。「役者は監督、ディレクター、演出家の注文に『できない!』と言わない」をモットーにしてきただけに、口が裂けても「できない!」とは言えず、我慢と忍耐の日々を強いられたようだ。スケジュールが許す限り仕事を断らない古田。役者のカガミのような彼が炸裂させる熱演に要注目だ。

(塩勢知央)

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