平昌五輪の金メダルでみごとに連覇を成し遂げたフィギュアスケートの羽生結弦選手。4月23日には、地元の仙台市で優勝パレードが行われることが決まっているが、見に行けない全国のファンもこのイベントにかかわることができると、ファンの間で話題になっている。
「パレードは2014年のソチ五輪の後にも行われ、その際は9万2000人が詰めかけました。今回は2連覇、さらに距離も前回より220メートル長い1.1キロになりますから、それ以上の人出が予想されます。出発式からフィニッシュまで1時間近くかかり、人混みの整理や防犯、誘導など、大人数のスタッフが必要となります。仙台市、宮城県、宮城県スケート連盟、公益財団法人仙台市スポーツ振興事業団などが主催して行われるのですが、パレードにかかる費用も多額になるでしょう。そこで、羽生選手の晴れ舞台に少しでも協力しようと、ファンドが立ち上がったのです」(女性誌記者)
1口1000円の出資で、お礼のメールがPDFで届くというこのファンド。具体的にどんなPDFかは公式ホームページにも書かれていないが、4月22日までの寄付には23日のパレード当日にサンクスメールが届くという。
当日、仙台まで行けないファンにとっては、羽生選手への祝福の気持ちを表現でき、パレードを一緒に作り上げたという感動も味わえるというこの企画。果たして寄付総額がどこまで伸びるのか、ファンならずとも気になるところだ。
(芝公子)