平昌五輪で金メダルを獲得したフィギュアスケートの羽生結弦選手が、自身のスポンサーであるP&Gの会員制サイトで将来の理想を語ったという。羽生選手といえば、これまでは平昌五輪後に引退したい、指導をしてみたいなど、将来の思いを語ることがあったが、果たしてどんな理想を描いているのか。
「“理想の男性像”という形で羽生選手が語った将来の理想像は、何と『かっこいいおじいさん』なんだそうです。おじいさんと呼ばれる年齢になっても、それまでスケートをずっとやってきたことによって得たものが仕草や姿勢、たたずまいににじみ出ているような存在でいたいと語っています」(芸能ライター)
おじいさんとは、また年代を何段階も飛び越えた理想だが、記者会見でもあちこちに目が行き届く配慮や、しっかりしたコメントなど、若いのに成熟したような羽生選手の振る舞いは、そんな理想があるからできるのかもしれない。
羽生選手はさらに「内面的には、すごく芯があるのに、周りもちゃんと見えていて優しい。そういうかっこいい大人に憧れる」「自分が周りに支えられているから、将来は周りのために尽くせる大人になりたい」と続けている。その言葉や生き様は、すでに限りなく理想に近づいているようにも思える。
(芝公子)