さらに、日本の医療保険制度も中国人に「詐取」されていた。外国人が医療目的で訪日した場合、国民健康保険に加入できないため、治療費は全額負担。それなのに、国保を手に入れて日本人と同じように割安で治療を受けているのだ。
「中国の検索サイトを調べれば、『日本で3割負担だけで治療する方法』が紹介されています。そのやり方は主に2つあり、斡旋するブローカー組織の指南で、偽造書類を使って日本に住む中国人家族の扶養に入るケース。もう一つはペーパーカンパニーを作って経営を目的として来日するんです。どちらのやり方でもビザを取得できれば3カ月以上の滞在資格が得られる。日本人が書類の不備を見抜くのは難しく、追跡できないのです」(吉岡氏)
今まで外国人が国保に加入するには、1年の在留期間が必要だった。それが12年に制度改正され、3カ月以上の滞在で国保が付与されることに。加入のハードルがグンと下がったことで不正に国保を入手する悪徳中国人が増加しているのだ。
例えば、ガンなどの高額治療でも本来は約5000万円がかかるところ、3割以下の自己負担で済むことも。当然、その差額は日本人の税金で賄われるというフザけた話なのだ。中国在住経験があり、3月に発売された「ルポ 中国『潜入バイト』日記」(小学館新書)の著者・西谷格氏もこう話す。
「中国人は、中国より日本の医療がはるかに優れているというイメージを持っています。観光客がわざわざ日本で人間ドックを受けるぐらいで、国保の悪用も中国人のメンタルを考えれば、不正に入手していても、国保が手元にあるんだから割安の負担額で治療して何が悪いという感覚がある。日本人に対する倫理的な配慮などまったく考えていません。ここ数年、中国人旅行者が治療費を踏み倒すケースも問題になっていて、日本でケガをして病院で治療したところ、看護師の目を盗んで松葉杖のまま逃走したそうです。これはあくまでも一例にすぎず、悪質な中国人患者に病院は頭を悩ませています」
日本を食い物にする犯罪中国人ども、いつまでも日本人が黙っていると思うなよ!