4月16日にスタートした新番組の「石橋貴明のたいむとんねる」(フジテレビ系)に、アイドルファンから怒りの声があがっているという。同番組では冒頭に「トンネルを抜けるとそこはノスタルジーだった」とのナレーションが入るように、初回放送では石橋がゲスト出演の工藤静香とともに1980年代のテレビ事情について語りあかした。そのどこに怒りを感じたのか。アイドル誌のライターが耳打ちする。
「番組に“ウエイトレス”名義で出演していた元AKB48の大和田南那、そしてグラビアタレントの椿原愛が、番組内で何と一言も言葉を発していなかったのです。番組冒頭では“純喫茶たいむとんねる”のカウンターに石橋が陣取り、そのすぐ奥に大和田と椿原が立っていたので、普通なら彼女たちが番組内で何らかの役割を果たすと思うはず。ところがトーク中の二人はゲストの背後にただ座っているだけで、身動き一つ取らないのですから、彼女たちのファンからは『何のために出演させているんだ?』『ただの置き物扱いか!』などと怒りの声があがったのも当然でしょう」
とはいえバラエティ番組では、添え物的な存在の女性アシスタントが画面の隅に映っていることは決して珍しくないはずだが。
「それでも普通はCMに行く際にアップで映したり、番組のタイトルコールをさせるなど、アシスタントとしての役割を与えるもの。たとえば『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京系)では5人の若手女性タレントが“店員”役で出演しており、番組中に1~2回は司会者から話を振られたり、みずからゲスト出演者に質問することもあります。それに比べて『たいむとんねる』での2人は活躍の場面がいっさいなく、名前にしても番組の途中で紹介されるだけ。いくら何でも扱いがひどすぎるのではないでしょうか」(前出・アイドル誌ライター)
せっかく若い女性を出演させるなら、80年代をまったく知らない世代としてコメントを求めることもできるはず。次回の放送でも彼女たちにはまったく出番がないのか。大いに気になるところだ。
(金田麻有)