芸能

杉咲花、「安達&志田」路線まっしぐらの“健気いじめられぶり”が好評!

 視聴率を第1話7.4%、第2話7.9%、第3話9.6%と右肩上がりに伸ばし、第4話が9.0%と少し下がった「花のち晴れ~花男 Next Season~」(TBS系)。大人気となって映画化もされた「花より男子」シリーズの続編ということで、スタート前から注目度が高かったことを考えると、この視聴率は予想より低いかもしれない。また、第1話には「花男」で嵐の松本潤が演じ、不動の人気を獲得した道明寺司、第3話には同じく「花男」で小栗旬が演じた花沢類が登場したため、回を追うごとの視聴率上昇は「花男」キャストが出演したおかげではないかと指摘する声もあるようだ。

 そんな中、イケメン俳優に囲まれながら“いじめられ役”で個性を放っているのがヒロイン・音(おと)を演じる杉咲花だ。杉咲は子役として漫画「ちびまる子ちゃん」を原作とした2007年放送の子ども番組「まるまるちびまる子ちゃん」(フジテレビ系)で、まる子のクラスメイトとしてデビュー。その後、あこがれだった志田未来が所属する事務所のオーディションを受け、「梶原花」だった芸名を「杉咲花」に替えて現在に至る。

「安達祐実は1994年放送の『家なき子』、志田は05年放送の『女王の教室』(ともに日本テレビ系)でいじめられ役をみごとに演じたことで、若くして演技上手な名女優と呼ばれるようになりました。杉咲もこのドラマで、いじめられても筋を通す芯の強さと、内面からにじみ出てくるピュアさが支持されているようですから、あこがれの志田と同じく若き名女優と呼ばれるようになる日も近いのでは」(女性誌記者)

「見てみると意外におもしろい」との声もあがっている「花晴れ」。杉咲の今後の健闘を祈りたい。

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