「ボクらの時代」(フジテレビ系)に5月12日から公開されている映画「孤狼の血」で主演を務める俳優の役所広司が出演し、“昭和の女優”のワガママぶりを懐かしんだのは、去る5月6日放送回。
「役所は『ボクがこの業界入った頃は、女優さんは結構ツッパってた気がしますね。近くに寄せつけない雰囲気を出してる人は、いっぱいいました』と語り、さらに『女優さんで撮影中止ってよくありますよね、機嫌が悪くて』と回想。迷惑をこうむりながらも、どこか“自由な”時代を名残惜しんでいる様子でした」
そう話すテレビ誌ライターは、「ただ、ベテラン俳優の役所の前で、傍若無人な態度を取る女優は、さすがにいないでしょう」と役所の解釈に異論を唱える。が、こうも付け加える。
「たとえば、かつて松嶋菜々子は『家政婦のミタ』(日本テレビ系)の撮影時に、『子供の行事優先スケジュール』を徹底させ、週末の撮影、地方ロケNGという制約を設け、なおかつ、美肌維持のため食事にもこだわり、松嶋用の特注弁当を用意させていたという話が有名です。また、藤原紀香にはミュージカル『キャバレー』の再演を控え、打ち合わせを行った際、応接室に加湿器を10台ほど用意させ、真冬にもかかわらず暖房も止めさせたという伝説がある。さらに映画の告知取材の際に、上野樹里は『頭の悪い人には答えたくない!』と、映画以外の質問をする記者にブチ切れ、木村佳乃は『そうね…うーん』とまともに質問に答えないという態度が記者陣を苦しめていました。“ツッパリ女優”は、確実に今でもいるんです」
こうした態度を役所広司に対してもブチかませれば、それこそ「平成の最強ツッパリ女優」の称号をほしいままにできるだろうが…。