女優の広瀬すずによる“スタッフ軽視発言”はネット上で思わぬ波紋を広げ、一部ではかつて若手ADなどに横柄な態度をとっていたために仕事を干された国生さゆりの二の舞を危惧する声もあるが、芸能界には制作スタッフからの評判の悪い女性タレントが少なくない。
その筆頭が松嶋菜々子だという。2011年に「家政婦のミタ」(日本テレビ系)で40%という歴史的な視聴率を獲得した彼女だが、その後は目立った活躍を見せていない。
「『ミタ』の脚本家との確執、飼い犬による隣家とのトラブルでマイナスイメージがついたこともありますが、仕事現場での評判も悪かったんです。なんでも、夫・反町隆史の話がタブーらしく、スタッフが気を利かせたつもりで反町の近況を尋ねただけで激怒することも。基本的に短気で周囲はいつもヒヤヒヤだったとか」(テレビ関係者)
態度が悪いという点では、元モーニング娘。で、現在はママタレとして活躍中の飯田圭織も負けていない。
「バラエティでは、番組中に使えそうな話を事前にスタッフが出演者から取材をしておきます。しかし飯田は、都合の悪い質問には答えをはぐらかし、場合によっては『そんな質問、意味あります?』と逆ギレしてくるのだから始末が悪い」(バラエティ番組スタッフ)
今春、俳優・小澤征悦との破局が話題となった滝川クリステルもスタッフから勘違いぶりを指摘されている。
「本人の意向なのかは定かではありませんが、『バラエティには出しません』『“お・も・て・な・し”は言わせません』などのNG事項が多い。そのくせ、文化人との対談ならバラエティにも出ると言うこともあるんです」(前出・テレビ関係者)
一方で、本人がこだわりを持つキャスター業は、昨年の「Mr.サンデー」(フジテレビ系)降板以降、オファーがない。これもスタッフに嫌われたせいなのかもしれない。
福田彩乃の勘違いぶりも、現場スタッフを呆れさせている。
「ローラや長澤まさみのものまねでブレイクしたにもかかわらず、最近は『ものまねタレント』という肩書はNG。テレビに出る際は『女優・タレント』という呼称でなければダメなのだとか。
「福田はひな壇ゲストでの出演も基本的に断ってくる。今後は女優メインで活動していく方針のようですが、あの演技力では‥‥。通用せずにバラエティに戻ろうと思っても、これまでの態度がたたって席はないでしょう」(前出・テレビ関係者)
広瀬すずが、これら先輩たちの轍を踏まぬことを祈るばかりだ。
(金子良太)