突然の芸能活動休止にファンも大いに驚いてしまったようだ。
元AKB48の宮澤佐江が7月末をもって芸能活動を一時休止し、所属事務所との契約も終了することを事務所の公式サイトが発表している。休止という決断に至った理由について、宮澤は「約12年間走り続けて参りましたが、一度足を止めて自分自身を見つめ直したい」と説明しているが、引退こそしないものの、休止期間については未定。
本人にとっては充電期間のつもりなのだろうが、事務所とのマネジメント契約も今回の活動休止に伴って、終了するということもあり、復帰が100%保証されるものでもないような気もしてしまう。そのためファンからも「やっぱりAKBを卒業した後が大変だよね」「事務所のマネジメント力にも責任はあるでしょ」「金銭的にも苦労していたみたいだしね」「もし、他にやってみたいことがあったら、どんどんチャレンジしてみてもいいと思う」と、宮澤の今後を心配する声が続々と上がっている。
「宮澤はAKBグループを卒業後は女優に意欲をみせていましたが、グループのOGで活動状況が順風満帆といっていいのは、前田敦子や川栄李奈など、ほんの一握り。宮澤も舞台を中心に活躍していますが、やはりアイドル時代と比べると収入が激減したことは間違いないでしょう。おととし11月に放送されたバラエティ番組『バイキング』(フジテレビ系)では、乃木坂46の当時人気メンバーだった橋本奈々未が芸能界を引退するという話題を紹介するにあたり、ゲストとして招かれ、アイドル卒業後の給料事情について『過去最大に少なかった時(月)もありました』と話していました。やはり舞台メインで活動していると仕事量にバラつきもでるでしょうし、安定とはほど遠いものだったのでしょう。橋本の芸能界引退についても『カッコいいし、潔い』『ちょっとうらやましいと思いました。私10年もやっちゃったから…』と吐露していたのも気になるところ。これがいい男を捕まえて、これを機に芸能界を離れるということであればファンとしても安心できるのですが…」(エンタメ誌ライター)
今後、本当に芸能界を復帰するのかなどは、一度業界を離れてみないとわからないだろうが、AKB時代からその性格の良さは広く知られていた宮澤だけに、悔いのない人生を送り、ぜひ幸せになってほしいところだ。
(田村元希)