10月15日にスタートしたドラマ「今からあなたを脅迫します」(日本テレビ系)で主演を務めるディーン・フジオカ。脅迫により事件を解決する「脅迫屋」の活躍を描く同作品は、「デスノート」などの人気作を世に送り出した同局の日曜ドラマ枠で放送され、フジオカと武井咲の豪華タッグとあって、放送前から話題を呼んでいたが、いざ始まってみると、その期待はアッサリ裏切られた。
「制作陣の間では、大いに手応えを感じている作品なのですが、なぜか数字がついてこないんですよ」と語るのは日本テレビ関係者だ。
同作品の視聴率は初回が8.0%で第2話が5.7%だった(いずれもビデオリサーチ調べ・関東)と低迷しているのだ。以下、この関係者が続ける。
「人気小説を下地にしているだけあってストーリーは申しぶんないですし、アクションシーンもテレビドラマの水準を超えている」
第2話での視聴率急落の理由については、「放送直前に終了した日本シリーズの試合が白熱していたため、視聴者がドラマを見る気にならなかったのではとの見方もあるのですが、それにしても下がりすぎ。そうした経緯から『実は、根本的な部分に問題があるのでは?』との指摘も飛び出しているんです」
同作品の視聴率を低迷させる根本的な問題とは?
「主演のディーン・フジオカさんが『数字を持っていないんじゃないか』といった見方です。彼がキャストに名を連ねているテレ朝の『サタデーステーション』もイマイチな数字ですし、説得力のある指摘です」
放送2回にして「持ってない男」に認定されてしまったディーン・フジオカ。今後の巻き返しに期待したい。
(白川健一)