7月期の「チア☆ダン」(TBS系)でドラマ初出演を果たす伊原六花が、女優デビューに先立ちファースト写真集「rikka」をリリース。6月2日に都内の書店で発売記念イベントを開催した。写真集の出来栄えについては「100万点です」と笑顔を見せていたが、そんな伊原の初写真集に違和感を感じる向きも少なくないという。グラビア誌のライターが耳打ちする。
「彼女は“バブリーダンス”で話題になった大阪府立登美丘高校ダンス部の元主将ですが、タレントとしてはド新人。ダンス部にしても個々のメンバーまで知られているわけではなく、この段階でいきなり写真集を出す意味が感じられません。今回のイベントにしても、商品在庫が残っている時だけに発行される『当日券』も用意されていました。ですから、ファンが押し寄せたという状況でないのは明らかです」
その伊原は昨年、広瀬アリス・すず姉妹らも所属する芸能事務所「フォスター」と専属契約を結んだばかり。広瀬姉妹は二人とも写真集をリリースしており、同事務所は写真集に積極的のようだ。そんなすずのケースと同様の戦略が、伊原のファースト写真集には垣間見えるという。グラビア誌のライターが続ける。
「すずがファースト写真集『suzu』をリリースしたのは中学生生活最後の日となる2014年3月31日。すでに女優デビューは果たしていたものの、芸能人としては『アリスの妹』という売り文句以外にこれといった特徴はなく、通常ならまだ写真集発売には漕ぎつけられない程度の人気と知名度に過ぎませんでした。ところがそこからまもなくすずは大ブレイク。翌年には次々と重版がかかり、2年後の16年3月に発売したフォトブック『17才のすずぼん。』では初版の3万5000部が即日完売したのです。その『suzu』には今ではほぼ封印されている水着カットも収録されており、すでにお宝写真と化しています。それゆえ今回の伊原も、人気が出る前に水着の写真集をリリースすることで、ブレイク時の人気沸騰を狙う作戦かもしれません。売れてから水着になるより、売れる前になっておくほうが流れとしても自然ですからね」
つまり伊原がすずのようにこれからブレイクしてくれれば、今回の水着写真集もお宝になりえるというわけか。今回は「5冊セット特典」としてメーキングDVDも用意。その動画が近い将来、『お宝映像』になる可能性もありそうだ。
(金田麻有)