ロシアW杯本大会へと参戦するサッカー日本代表が6月2日、成田空港を出発し、直前合宿地であるオーストリアへ赴いた。
空港では出国前の決起セレモニーが開催され、西野朗監督を始め、キャプテンの長谷部誠が「日本中の皆さんのサポートを胸に、一丸となってロシアで戦ってきます。強い気持ちを持ちながら戦ってきますので、サポートをよろしくお願いします」と高らかに宣言し、ファンからの熱いエールを懇願。
しかし、現在の日本代表サポーターの熱は決してピークとは言えない閑散とした状況となっているようだ。
「4年前のブラジルW杯の時は日本を出発する際、空港には見送りのファンが700人以上も駆けつけていたんですが、今回集まったファンは約150人ほどと4分の1以下にまで激減してしまったんです。ネット上ではこうした実状に対し、『やはりみんなの関心は落ちてしまったのか…』『見送りの数が150人って、それほぼ選手の親族やら関係者だけってことじゃないのか?』『日本代表の人気がヤバイレベルになってることの証拠』『ファン0人の可能性もあるな』との指摘で溢れています。もちろん、ファンの見送りの数だけが代表チームへの関心を表すバロメーターではないものの、4年に1度の大舞台へ臨む選手を見送る人数としては少し寂しいかもしれませんね」(スポーツライター)
本大会での結果如何によっては、あわよくば、帰国の際の出迎えの人数はケタ違いに増加する可能性も大いにある。国内最後の壮行試合ガーナ戦の惨敗など不安要素は多いものの、西野ジャパンが悲願のベスト8進出を実現し、空港がパンクするほどの大人数の出迎えを得られるよう願いたいところだ。
(ジェイコヴ)