日本サッカー界の“持ってる男”が本田圭佑なら、“モテる男”は西野朗監督となるかもしれない。ロシアW杯本大会で勝利に貪欲な采配を見せたサムライブルーの舵取りに対し、世の奥様方は完全にハートをワシづかみにされてしまったようだ。
西野朗による日本代表監督就任はW杯開幕の約2カ月前というドタバタ劇となったが、開幕戦のコロンビア戦では魅力的な攻撃サッカーを創り上げ、みごと勝ち点3を確保。続くセネガル戦でも堅守速攻を意識しながら、最後は自身が途中投入した本田に貴重な同点弾が生まれるなど、采配ズバリとも言える素晴らしいタクトを振るい続けていた。
「何といっても女性視聴者を興奮させたのはダンディズムをまとった西野監督の独特の渋み。ツイッターにも『西野さんはイケメン』『カッコよすぎる』とのワードが並び、“相変わらずのモテ力”を発揮した格好になりました。早大サッカー部時代には西野目当ての女性ファンが観客席を独占し、彼が負傷交代してしまうと同時に女性ファンも一斉に退去するという珍現象をもたらしたことは有名で、バレンタインデーには処理し切れない量のチョコを渡され、後輩で元日本代表監督の岡田武史に分け与えていたという武勇伝も。さらには、日本サッカー協会の女性職員の中に彼を“あきら様”と呼ぶ者もいると噂されています」(スポーツライター)
当然ながら、女性関係の武勇伝だけに留まらないのが彼の魅力だ。1994年のアトランタ五輪ではU-23日本代表を指揮し、世界最強のブラジル代表を撃破する大波乱も起こした。今後もサムライブルーの指揮を続けるかは7月5日の帰国後の会見で、7月末で退任することが発表され、今後は白紙の状況となっているが、ネット上では続投を望む“黄色い歓声”があふれかえっている。多くの“女性にわかファン”を作り上げたという功績もまた、評価されてしかるべきだろう。
(ジェイコヴ)