いまや炎上騒動の常連となったキングコングの西野亮廣がまたもやネットで話題を振りまいている。
6月4日、ネット配信サービスの新番組発表会見に中継で登場した西野は「自身の美術館を建設する」と公表。同日にアップしたブログでは「キンコン西野、3億円の借金を抱える」と題し、美術館を建設するために「これまでどおり生きていれば抱えなくてもよかったハズの借金3億円」をノリで抱えてしまったとして「このまま僕を見殺しにするのか?」と、振込先を記載した上で読者に寄付を求めた。そして、賛否の意見がネット上で飛び交う中、同7日に突如、西野が「誤解を招く表現や演出があった」として寄付のストップを宣言したのである。
今回の寄付中止騒動について「今後、さらに問題化するのは避けられないでしょうね」と語るのはテレビ関係者だ。
「西野の言う『誤解を招く表現や演出』とは、結局『まだ借りてもいない段階から“3億円の借金がある”と匂わせる表現をしたということ。架空の借金を理由に寄付を募るのは明らかに問題があるのですが、さらにここにきて言い逃れできない“証拠写真”まで飛び出したんです」
言い逃れできない“証拠写真”とは──。
「『美術館つくるために3億円借金したぞ!お金入れろ!by西野』とのメッセージが付され、西野のイベント会場に設置されたと思しき募金箱の存在が、西野ファンがSNSで公開した画像で明らかになったのです。仮にこの募金箱に付された文字が西野のものなら、誤解や演出どころではなく完全にアウト。ネット上では詐欺で立件される可能性も識者から指摘されていて、最悪の場合、吉本に解雇されかねない不祥事ですよ」(前出・テレビ関係者)
西野は、この募金箱については、どう弁明するのか。
(白川健一)