情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)のMCを務める加藤浩次が6月8日、未成年女性に飲酒を強要したとして活動自粛処分になったNEWSの小山慶一郎について同番組内で言及した。女性が未成年者だとは知らなかったという小山の弁明に対して、加藤は「女の子が(年齢で)ウソついて寄ってくることが多々ある」と前置きしたうえで、「それをわかったうえでこれっていうのは、やっぱりちょっと自覚が足りなかったのかなと思います」と断罪したのである。
「ジャニーズの所属タレントを相手に厳しい言葉をぶつけた加藤には、彼ならではの思いがあったはず。その理由は小山が10年から『news every.』(日本テレビ系)にレギュラー出演しているからです。同じ局でレギュラー番組を持つ身として加藤は、小山に対して『自分が何の番組に出演しているのかわかっているのか!?』と怒鳴りつけたい気持ちだったことでしょうね」(芸能ライター)
しかも加藤の場合、情報番組のMCとは別の立場からも、小山の行動に対して大きな不満を持つのは当然だという。芸能ライターが続ける。
「何しろ加藤には、『極楽とんぼ』の相方である山本圭壱の前例がありますからね。山本は2006年に未成年女性に飲酒を強要し、性的暴行に及んだとして書類送検。所属の吉本興業から専属芸能家契約を解除されました。この件で極楽とんぼのレギュラー番組は次々と降板もしくは打ち切りとなり、加藤に対しても相方としての管理責任を問う論調が出たほど。そんな苦い経験を持つ加藤としては『小山よ、お前もか!?』と言いたいのも無理はないでしょう」
相方の山本に続いて「未成年者」がらみの事件は二度目。元TOKIO・山口達也の件も数えれば三度目だろうか。加藤も四度目は何としても勘弁してほしいと願っていることだろう。
(金田麻有)