「出火原因はわからずじまいでした」
歌手の加山雄三(81)が「ゴー!ゴー!若大将FESTIVAL」と題された特別ライブを都内で行ったのは6月16日。開演前の報道陣の取材に対し、4月に炎上した愛船「光進丸」の船体は5月上旬に静岡・清水港で解体されたことを明かしたうえで出火原因については不明であることを報告。光進丸が全焼したのは4月1日で、この船を「相棒」と表現し、「光進丸」という曲をつくるほど大切にしていた。しかし、この公演日まで歌唱を封印して、ようやくこの楽曲を歌っただけに、その心痛は察するに余りある。
そんな加山を癒やしてくれそうなニュースが飛び込んできた。何とゾンビアクションの名作「バイオハザード2」がリメイクされるというのだ。
「バイオハザード2は1998年にプレイステーションで発売されたサバイバルホラー。架空の都市・ラクーンシティを舞台に、新人警官のレオンと女子大生のクレアが生き残るためにゾンビと戦うという内容。バイオシリーズの人気を作り上げた名作です。その後、パソコン版やニンテンドーゲームキューブ版もリリースされましたが、本格的にリメイクされるのは初めてです」(ゲーム誌ライター)
タイトルは「バイオハザード RE:2」。プレイステーション4やパソコンで2019年1月25日に発売される。若大将はバイオシリーズの大ファンであり、2に関してもかなり精通し、上達するまでプレイしているという。
「バイオハザードにはマグナムやショットガンなどの強力な武器が登場しますが、あえてそれを使わずにナイフ1本でクリアするマニアックな遊び方ができます。加山さんはこのナイフクリアを何度もやっているそうです。雑誌のインタビューでもバイオ愛を語っています。2がリメイクされること知れば、また一層、元気を取り戻してくれるのではないでしょうか」(前出・ゲーム誌ライター)
4月11日に81歳の誕生日を迎え、冒頭のライブ時の会見でも「4回目の成人が終わって新しい1年」と前向きであろうと努めていた加山。封印していた楽曲の披露は果たしたが、ゲームのほうも、元気なプレイの報告を聞きたいものだ。