日本列島が揺れている。大阪府北部で6月18日に発生した震度6弱の地震から1週間あまり。関西地方は不気味な沈黙を守っているが、地震の前日の6月17日には群馬で震度5を記録。千葉では不可解な揺れが断続的に続いている。はたして我が町の周辺は大丈夫か。
「今回の地震は、東西にのびる『有馬-高槻断層帯』、南北にのびる『上町断層帯』や『生駒断層帯』の境目付近で発生したとみられています」
と指摘する専門家もいる。続けてもらおう。
「東京と違って近畿圏では、活断層は見えていることが多いが、今のところ、震源がどこか確定はしていない。これらの断層帯のいずれか、もしくは複数が影響した可能性が考えられ、気象庁の発表によると、今回の地震は『有馬-高槻断層帯』の影響が大きいとみられています」(前出・専門家)
現在の日本列島は、2011年の東日本大震災によって、歪んだり、ねじれたりして、非常に地震が起きやすい状況が生まれているという。
その現状を6月26日発売のアサヒ芸能7月5日号では、6ページにわたり特集。専門家の「次なる危険地域」や大地震にあってもサバイバルできる5か条、さらには大地震と時の政権の奇妙な関係性なども詳報している。