松岡修造の長女、松岡恵さんの宝塚音楽学校入学で俄然注目を集めているタカラジェンヌ。
タカラジェンヌといえば「清く、正しく、美しく」をモットーに華やかな舞台を支える歌やダンス、演劇といった、舞台人としての基本を徹底的に叩き込まれ、礼儀作法やマナーに厳しいことでも有名だ。それこそ寝る間も惜しんで、日々芸の道に励み、恋愛なんてもってのほか…かと思いきや、実態は少々違うようだ。宝塚に詳しいライターがこう打ち明ける。
「誤解されがちですが、タカラジェンヌは恋愛は禁止されていません。むしろ実際は合コン三昧のジェンヌさんが多い。東京宝塚公演の終了後などに銀座あたりで合コンしている彼女たちをよく見かけますよ。合コン相手で有名なのは大手広告代理店社員や大手航空会社社員。何か特別なルートがあるみたいですね。『今日もジェンヌと合コンだよ』と自慢げに話している広告代理店社員もいます。彼女達は容姿端麗でビジュアルも申し分ないし、行儀作法などもしっかり叩き込まれていて男を立てるツボなども心得ています。彼らからしてみればタカラジェンヌと付き合うことは一種のステータスでもあるんです」
タカラジェンヌが合コンに精を出しているとは少々驚きだが、その事情は宝塚独特のシステムにあるという。
「タカラジェンヌは入団して6年目までは阪急電鉄・創遊事業本部・歌劇事業部の正社員としてお給料を貰えるのですが、7年目からはタレント契約になり、毎年更新になります。それこそ芸が上達しない、人気がでない、役付きがよくないなどのジェンヌは劇団から肩叩きがあるわけです。スター街道にのったタカラジェンヌさんは、舞台のお稽古や取材などでいそがしく合コンに行く時間がありませんが、路線から外れたジェンヌは宝塚をやめた後のことも考えなければいけない。だから合コンに繰り出し婚活に必死なのです。実際、見切りをつけて退団後すぐに大手航空会社社員や会社社長などとちゃっかり結婚している人もいます」(前出・宝塚に詳しいライター)
来年、晴れて宝塚歌劇団に入団する恵さんは、早くもその美貌で人気を集めているが、父・修造がこんなタカラジェンヌの恋愛事情を知れば、愛娘が合コン三昧にならないか今から心配になるかも?