宝塚次世代トップスター争いとして何かとライバル視される松岡修造の娘・松岡恵さんと、元女優で実業家の君島十和子の娘・蘭世惠翔(らんぜ・けいと)。その蘭世に“新たなライバル”が浮上している。宝塚に詳しいライターが明かす。
「往年の名女優の夏目雅子の姪・風間柚乃(かざま・ゆの)です。恵さんはまだ音楽学校の生徒ですから、むしろ今のライバルは風間だと思いますよ。彼女は蘭世より2期上の100期生で彼女と同じ月組に所属します。夏目雅子さんを彷彿させる美貌と芝居心のある演技力は入団当初から注目の的でした。今年の春に公演された『カンパニー』の新人公演では、主役に抜擢され、サラリーマン役を熱演して話題になっていました」
現在、宝塚大劇場ではオーストリア皇后の数奇な生涯を描いた宝塚歌劇の代表作「エリザベート」が公演中。ここでも風間は新人ながら皇帝ルドルフ役に大抜擢された。
「入団7年目のスター・暁千星と役替わりで務めています。ルドルフ役はトップスターの登竜門と言われていますから、入団5年目での抜擢は、風間柚乃がいかに劇団から期待されているかがわかります。一方、蘭世も少年時代のルドルフ役を熱演して歌もうまいと評判ですが、トップスター候補というと…。今のところは、風間のスピード出世ぶりにはかなわないのではないでしょうか」(前出・ライター)
来年にはいよいよ注目の松岡恵さんが入団する。風間、蘭世、松岡と芸能人親族スターの三つ巴の戦いが注目されるところである。