W杯メンバーに初選出されたDF槙野智章(31)=浦和レッズ=は目立ちたがり屋で知られる。
「テレビ局からオファーがあれば、シーズン中でも出たがるタイプ。明るいキャラクターなので局側も起用しやすいそうです」(サッカーライター)
日本代表でも移動中のバスやロッカールームで流す音楽を選曲し、「DJ槙野」として場を盛り上げる。が、その評判はまちまちだ。
「大音量で流すので、集中したい選手には迷惑な時もあるようで‥‥」(サッカーライター)
6月5日に放送された「グッと!スポーツ」(NHK)でも「DJ槙野」の姿が映像で流されたが、ゲスト出演した元日本代表の田中マルクス闘莉王(37)、楢崎正剛(42)、福西崇史(41)は笑み一つ見せず。
「感想を聞かれた福西は、『この表情を見ればわかるじゃないですか』とひと言。かつての代表なら許されなかったでしょうね」(サッカーライター)
代表チームの「お笑いムードメーカー」と呼ばれる槙野だが、実はアンチの多さもJリーグでトップ級。まず、スポーツ紙カメラマンの証言から。
「チームメイトがゴールを決めたあと猛ダッシュでその選手に駆け寄り、派手なガッツポーズをするから邪魔なんです。こっちは槙野を撮りたいわけじゃない」
デビューから5シーズン過ごしたサンフレッチェ広島のサポーターも、嫌悪感を隠さない。
「10年末に(広島は)移籍金がもらえない『0円移籍』でドイツ行きを許したのに、出場機会に恵まれず、約1年でライバルの浦和に移籍。槙野側は広島に復帰を打診したそうですが、契約上、移籍金を払わなければ獲れなかった。財政難の広島に、恩をアダで返すようなものでした」
ふだんのお調子者キャラとは一転、ピッチ上での悪質プレーも嫌われる原因に。
「ボールを奪ったあとに、相手選手の顔の前でガッツポーズしたり、昨シーズンもコンサドーレ札幌戦でFW都倉賢(31)ともつれて倒れたあと、起き上がりながら槙野が都倉の顔面を蹴ったんです。故意ではないと否定していますが、一発レッドで退場しました」(サッカーライター)
W杯でも試合のムードをブチ壊さなければいいが。