サッカー日本代表で、ひときわその株を急上昇させた人物がいる。
スペインのヘタフェに所属し、ロシアW杯で素晴らしいパフォーマンスを見せた柴崎岳は今夏、大きなオファーを受ける可能性があるようだ。
2017-18シーズンにはヘタフェで必ずしも満足のいくようなプレイタイムを確保できなかった柴崎だが、ロシアW杯での圧巻の働きぶりにより、現地でも評価が一変。スペイン紙“MARCA”は〈ボランチポジションを器用にこなし、攻撃のタクトを振るったことでいくつものクラブが柴崎の獲得に興味を示すはずだ〉と綴り、その行き先は同胞の乾貴士も加入することが決定している名門ベティスとなるかもしれない。
「すでに乾が3年を過ごしたエイバルからベティスへ移籍することは発表されていますが、ここに柴崎も合流する可能性が囁かれています。実際、ベティスのキケ・セティエン監督もスペインラジオ“Radio futbol”のインタビューで、『日本人選手はかなり素晴らしいし、私は乾だけじゃなく、柴崎もすごく好きな選手だよ』と発言。獲得に関して意欲的な姿勢を示しています。ロシアW杯でのゲームでも2人は息の合ったコンビネーションを披露し、おたがいにレベルの高いテクニシャンタイプということでベティスサポーターからも好かれるはず。2人そろってのベティス所属は、実現すれば日本人にとってはこの上ない名誉にもなりますね」(スポーツライター)
長年にわたりサムライブルーにとって課題であった、元日本代表MF遠藤保仁の後継者問題をあっさり解決してみせた柴崎。そのパスセンスと強心臓ぶりは名門クラブでも十分に通用するクオリティーなはずだが、はたしてどのような結末を迎えるだろうか。
(ジェイコヴ)