青山学院大学への進学をブチ上げるも、すべての入試に不合格となっていた田村淳がこの春、慶應義塾大学に入学していたことがわかった。田村は法学部の通信教育課程に出願し、書類選考に合格して入学を果たしたという。
その田村は7月5日に公開されたハフポスト日本語版のインタビューにて、今回の慶大入学について説明し、いかに法律を学びたいかについて熱弁した。その一方で、7月6日には〈学ぶことを非難する人たちってとても理解に苦しむ…〉とツイート。自身の進学を批判する人たちに対して苦言を呈したのである。そんな田村の姿に、大学受験に詳しいライターががっかりした様子でため息をつく。
「結局この人は、自分がどれだけ大学受験というものをバカにしてきたのか、さっぱり理解できていないようです。法律を学びたい意思は立派ですし、そのために大学を目指すのも結構なこと。しかしそもそもの問題は田村がネットテレビの企画にて、たった100日の受験勉強で難関の青学を目指すと宣言したことにあったことをもう忘れているのでしょうか。そして何度も指摘されていることですが、田村が受験当時に《イラついた受験生が僕に当たり散らしてくるけれど… 俺に当たり散らしても志望校には近づかないよ》とツイートし、他の受験生を侮辱していた事実をぬぐいさることはできません。他人には汚い言葉を投げつけておいて、自身への批判には苦言を呈する。そんなダブルスタンダードには呆れるよりほかないですね」
自らの愚挙を早くも忘却するような知性で大学の勉強に追いつけるのかが心配されるところだ。しかも田村は今回の慶大進学に当たって、「本当に青学に通うつもりだったのか?」と疑われてしまう言葉も口にしていたという。前出のライターが続ける。
「田村はハフポスト日本版のインタビューにおいて慶大の通信課程に合格後に『すぐに仕事との両立の壁に直面しました』とコメント。仕事のスケジュールがぎりぎりに決まることが多いため、テストを受けられない可能性について言及していました。しかし夏休み期間中にしか授業(スクーリング)のない通信課程でさえ満足に修められないようであれば、もし青学に入学していたらどうやって授業を受けるつもりだったのでしょうか?しかも田村は『仕事を辞めるわけにもいかない』とまで語っています。これでは最初から大学と仕事を両立することなど無理だったわけであり、もはや青学の受験自体が本気ではなかったと糾弾されるのも当然でしょう」
通信課程でさえ「僕の働き方にはなかなかフィットしていない」と弱音を吐いている田村。しかしそんな弱音を吐く前に、まずは青学受験について他の受験生に謝罪するのが先なことは明らかだろう。
(金田麻有)