いったいどの口で言うのか? たった100日間の勉強で青山学院大学を受験するというフザケた企画を嬉々として進行中の田村淳が、みずからの受験をネタにした企画にはあからさまに不快感を示し、「おまいう」(お前が言うな)を身をもって体現しているようだ。
コトの発端は、サイバーエージェントが運営する無料ベッティングサービス「SUPERCHOICE」にて開催されていた「田村淳、青学受験の結果は?」というイベント。合格か不合格の予想が的中したユーザーの中から50人に1万円が配当されるというものだった。このイベントを知った田村は2月9日に「僕なりに毎日机に向かい頑張ってきた受験をこんな形で使われる事は、大変遺憾であります」とツイート。そして「僕は少なくとも聞かされてないです…とても悲しい気持ちになりました」との気持ちを明かしたのである。
このツイートを受け、SUPERCHOICEでは対応を協議。「関係者並びに受験生への配慮が足りていなかったため中止が妥当であると判断いたしました」とイベントを中止したのである。そしてこの顛末を巡って、田村に対する大ブーイングが巻き起こっているというのだ。
「大学受験を見世物にしている田村に“遺憾”やら“悲しい”と言う資格があるんでしょうか?田村の青学受験企画には受験生も含めて多くの人から批判が寄せられているのに、それには『オレに当たり散らしても志望校には近づかないよ』とか、『他人を貶めても自分は満たされない』と逆切れし、他の受験生を侮辱していたのは紛れもない田村本人ですよ。他の受験生が抱く『残念な気持ち』はバッサリと切り捨て、自分が抱く『残念な気持ち』については芸能人としての影響力を行使するのが田村の流儀なんですかね。とにかく彼には、みずからが発した『頑張ってきた受験をこんな形で使われる』という言葉の意味を、改めて自分自身に問い直してもらいたいものです」(大学受験に詳しいライター)
なお田村は同じツイートの中で「所属事務所が許可をしてるのか?事務所も何も知らないのか?」とも語っていた。芸能人としてはもっともな考え方だが、事務所を通したのか否かが問題なのであれば「悲しい」などと言う必要はないはずだ。だが、多くの受験生に「悲しい」と思わせている当の本人は、そんなことにも気づいていないのかもしれない。
(金田麻有)