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プロ野球“覆面”「真相リクエスト」座談会(3)西武は松坂を獲るべきだった?

C 西武は投手陣崩壊で、すっかり3~4月の貯金を食い潰しています。

A 今の投手コーチは西口文也コーチ(45)と土肥義弘コーチ(41)だな。

C ブルペンの西口コーチはわかっているけれど、ベンチで辻発彦監督(59)に起用を進言する土肥コーチが機能してないと言われています。それなのに辻監督は「俺は何もわかんねえよ。お手上げだ」と土肥コーチに丸投げ。投手陣に対するケアが疎かだという話もあります。

A なんで土肥コーチは今の地位にいるんだ?

B プリンスホテル出身だからともっぱらです。元オーナー・堤義明氏(84)の“遺言”で、優遇されているといわれます。

A そういえば、中日・松坂大輔(37)は交流戦で古巣・西武戦に登板予定だったけど、背中痛で凱旋マウンドに立てなかったな。西武とは、ソフトバンクを退団した昨オフ、獲得に動いてくれなかったという因縁もあったけど。

F 西武にとっては“堤物件の権化”で獲りたくても獲りにいけなかったと言われている。07年に西武の裏金問題が発覚しましたけど、松坂のメジャー1年目のことだった。実は当時、噂に上った最大のターゲットは松坂だったともっぱら。プロ入りの際に松坂は横浜しか行かないと言っていたのに、交渉権を得た西武がひっくり返して入団させた。もちろん何の確証もないけれど、“堤マジック”があったとささやかれていたんだ。現在の西武は12球団でもコンプライアンス遵守に最もうるさいし、蒸し返されたくないから手を引いたんだって。

A 松坂を復帰させておけば、今頃は投手事情も少しは助かっただろうに‥‥。

C 一方、猛追する日本ハムは大谷が抜けても好調ですね。上沢直之(24)という新エースが出てきました。しかも新守護神に有原航平(25)を置いて、後半戦用に再生させている。

A そんな中、斎藤佑樹(30)だけは蚊帳の外だな。

D 6月12日の阪神戦で今季2度目の登板を果たしたけど、メッタ打ちを食らって、本当にがっかりしていたよ。「どうしていいかわからない」と口にし、次の登板があると慰められても「年内にあるかというと、わからない‥‥」と言葉を失っていた。30歳になって、ついに手詰まり感を味わっているようだな。

C 栗山英樹監督(57)は常々「俺がユニホームを脱がす」と口にしているけど、斎藤本人が引退を決断するかもしれません。知名度はあるし、キャスターや政治家には本当に向いているかも。数字は持っているから、テレビ局の争奪戦が起こるかもしれない。

D 実際、斎藤とパイプがある日本テレビが水面下で囲い込みに動いているという話だな。具体的には、10月から有働由美子が新キャスターとなる「NEWS ZERO」でキャスター就任が有力だって。

A ところで、清宮幸太郎(19)は1軍に上げないのかな?

B 守備が向上しないと上げないでしょうね。日本ハムの掟は「守り勝つ野球」。今は外野を守って守備の経験を積ませて体力をつけさせている段階です。

C すでに打撃では、ファームの投手を攻略しています。かつて中田翔(29)が3年かかったところを1年目でできている。ストレート待ちで、変化球はカットできていますね。それから、専属広報と清宮自身、父の克幸さんが三角ラインで毎日電話かLINEで連絡を取り合い、意見交換しながら成長している。やはり外野守備と細かいカバー、そして1年間戦う体力さえつけば1軍で活躍しますよ。

A いろんな期待や因縁があって、後半戦も楽しみだな。なんだかんだ言って、プロ野球はサッカーよりも話題が豊富だよ。

<座談会メンバー>

A:(スポーツ紙デスク)/B:(球界OB)/C:(プロ野球中継スタッフ)/D:(ベテラン記者)/E:(NPB関係者)/F:(球界関係者)

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