B 優勝候補との呼び声も高かったDeNAも厳しい戦いが続いていますね。ロペス(34)や梶谷隆幸(29)ら主力野手がケガで戦列を離れ、今永昇太(24)や石田健大(25)ら主力投手も調子を取り戻すまでに時間がかかっています。それでもラミレス監督(43)は「今が耐え時。これを乗り切れば混戦を抜け出せる」と何の根拠もないポジティブ思考を口にするだけで、周囲はどっちらけなんです。
D 今季も相変わらず「8番・投手」を貫いているけど、去年は9番に倉本寿彦(27)、今年も途中から大和(30)と、得点圏打率の高い野手を据えていた。ところが、今は2人とも調子が上がらず適任の野手がいない。スタッフや一部選手内からも「もういいかげんに投手を9番に戻したほうがいいのでは」との意見が出されているようだけど、ラミレス監督は自分の肝いりで始めたオーダーだけに、意固地になっている感じでね‥‥。
F(球界関係者) そんなDeNAにも明るい話題がある。主砲・筒香嘉智(26)が、10歳ほど年上の一般人女性Aさんと結婚した。複数のメディアには「飲食関係の仕事をしている」とだけ報じられているけど、どうやら銀座のクラブを経営していた、やり手の超美人ママだったらしい。筒香はその店に通っていたわけではなくて、たまたま焼き鳥屋で出会って一目ぼれ。猛アタックを開始したんだって。
B Aさんも野球のことはほとんど知らなかったみたいですけど、女性に一途でマジメな筒香にだんだんとひかれるようになっていったと。ここまで筒香は、例年より早く打撃全開の“覚醒期”に入っていますし、Aさんの存在はかなり大きいようです。姉さん女房は料理もかなり得意で、しっかりとカロリー計算に基づいたメニューを作ってくれるといいます。おかげで本拠地の試合後は夜出歩いて痛飲するようなことがまったくなくなり、必ずまっすぐ自宅へ帰っているとか。Aさんはかなりの「アゲマン」と言い切れますね。
D さて、巨人だけど、チーム状況の悪さは深刻だね。日本テレビ内部からも、「来年は地上波放送を完全に打ち切ったほうがいい」との強硬意見まで飛び出している始末だよ。
A そういえば、大スランプにあえいでいた新4番の岡本和真(22)が7月5日のDeNA戦で33打席ぶりの安打を放ったけど、周囲からは「調子を崩したのは阿部慎之助(39)のせいではないのか」という指摘も出ている。どうやらベンチで代打待機している阿部が岡本に「なんであのぐらい打てねえんだよ」とネチネチ言ってプレッシャーをかけていたこともあったらしい。それ以外にも凡打してベンチに戻ってくる若手に「ハア~ア」「チッ」などとタメ息と舌打ちを連発し、ベンチの雰囲気を悪くしているという証言もある。やはり、スタメンで出られないイライラが高じているのかもしれない。
C 一方で、交流戦で優勝したヤクルトはどん尻の最下位から持ち直しました。
D メジャーから7年ぶりに古巣復帰した青木宣親(36)がグラウンド内外でいい働きをしている。誰よりも率先して居残り練習を行うし、ビハインドの時もベンチで「1点ずつでもいいからコツコツ返していこう」と必ずゲキを飛ばして打線を鼓舞するから、それに乗せられて今季は逆転勝ちが多いんだと思うよ。
A パ・リーグでは昨季王者のソフトバンクに元気がないな。強権発動を繰り返す工藤公康監督(55)が相変わらずチーム内で浮いているという噂があるけど、どうなんだ?
F 去年のシーズン終盤で酷使されたことに不満を漏らし、首脳陣批判を口にした絶対守護神のサファテ(37)は、工藤監督にいまだ不満を持っているようだ。開幕直後の4月半ばに股関節の手術を受け、全治4カ月で今も米国でリハビリを継続してるけど、チーム内では「工藤監督のもとで投げるのが嫌で、このまま帰って来ないんじゃないのか」という不安の声も飛び交っている。オフに3年推定20億円の大型契約を結んでしまったんだから、なおさらだよ。
D それを心配したのか、ソフトバンクのスタッフが先月半ばに米国の練習場までわざわざサファテの状態をチェックしに行ったほどだからな。
<座談会メンバー>
A:(スポーツ紙デスク)/B:(球界OB)/C:(プロ野球中継スタッフ)/D:(ベテラン記者)/E:(NPB関係者)/F:(球界関係者)