女子アナ

台風接近の花火大会で思い起こされる高橋真麻「伝説の大活躍」とは?

 酷暑が続く日本列島に台風が迫ってきている。

 7月25日に発生した台風12号「ジョンダリ」は週末にも本州に接近し、暴風雨への警戒が高まっている状況だ。28日に予定されている東京の「隅田川花火大会」でも5年ぶりの中止が懸念されているが、その台風接近にフリーアナウンサー・高橋真麻の大活躍を想い出す人たちがいるというのだ。テレビ誌のライターが振り返る。

「隅田川花火大会は1978年からテレビ東京で独占中継されており、2013年の第36回大会ではその年の3月にフジテレビを退社してフリーになったばかりの真麻が現場レポーターとして出演。これが他局では初の仕事でしたが、総合司会がよりによって実父で俳優の高橋英樹だったことから『親の七光り』と叩かれていたんです。ところがこの年はゲリラ豪雨に見舞われ、花火自体は打ちあげ始めたものの、途中で史上初の中止に。夏らしい浴衣姿に身を包み、花火がバッチリと見えるビル屋上の会場からレポートしていた真麻は、強風のために途中からは傘をあきらめ、横殴りの雨に打ち付けられながらの中継となりました」

 そんな雨中の現場レポートに真麻の髪はぐちゃぐちゃ、浴衣はズブ濡れという有様だった。それでも声の調子は普段とほとんど変わらないままに「もうね、雨がすごすぎて、逆にテンションがあがりますね」との名言を残してレポートを続行。インタビューした観客からは「台風中継みたいで大変ですね」と心配されていたが、当の真麻は「雨も怖くないですよね、ズブ濡れになって楽しみましょう!」と気勢を上げたのだった。

「そんな高橋の姿はテレビ中継を観ていた視聴者の心を打ち、翌日にはスポーツ紙で『ズブ濡れ中継が大好評』と取り上げられたほど。しかも『親の七光りを超越』と絶賛され、この日を境に実力派フリーアナとの評判が高まったのです。今年の隅田川花火大会はぜひ、台風に影響されることなく無事に開催されてほしいですが、もし台風が直撃した場合には新たなスターが誕生する可能性もありそうですね」(前出・テレビ誌ライター)

 ちなみに13年の中止時に真麻は、浴衣を乾かそうとして何台ものドライヤーを使い、ホテルのブレーカーを落としてしまったという。そんなエピソードも含めて、今年も現場レポートを担当する彼女への期待は高まっているようだ。

(金田麻有)

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