超ドS対応もファンは大満足だったようだ。
欅坂46が7月20日から22日まで、山梨・富士急ハイランド・コニファーフォレストで屋外単独ライブ「欅共和国2018」を開催して、3日間で4万5000人のファンを熱狂させた。夏らしい野外ライブということや、最近は漢字欅と分かれての活動も目立っていたけやき坂46(通称・ひらがなけやき)も出演するライブということもあって、欅坂を代表する人気ライブとなりつつある同ライブだが、何といっても今回の一番の目玉は完全復活を果たしたセンターの平手友梨奈だろう。
平手は昨年末のNHK紅白歌合戦のパフォーマンスで、右腕の上腕三頭筋を損傷し、4月に行われたデビュー2周年記念ライブにも欠席。そのため、昨年8月以来11カ月ぶりのライブ出演となったが、そのブランクを感じさせないパフォーマンスを披露。昨夏から明らかに笑顔が消えたことで、メンタル面も心配されていたが、この日はメンバーが気遣うようにMCで平手の話題を出していた。が、平手は「そんなに私のトーク入れてこないで」と、照れ笑い。ファンをホッコリさせていたものだ。また、ライブ期間中は日本列島で記録的な猛暑が続いていたこともあって、メンバーたちがスプリンクラーのホースを持ち客席に放水する演出もあったが、そこでの平手の振る舞いもファンの間で話題になっているようだ。
「ホースから放出される水の勢いもなかなか強いこともあって、ほとんどのメンバーたちはホースを上に向け、客席全体に分散されるように放水していましたが、平手だけはホースを上に向けず、地面と平行ぐらいの角度で客席に向けて放水していました。その時の平手は笑顔というわけではなく、真顔で淡々と放水していましたから意図してやっていたのかはわかりませんが、顔面に水がダイレクトでかかってしまったファンもいたようです。ちなみにこちらは平手ではないようですが、関係者席でライブを見ていたプロデューサーの秋元康氏にも水が直撃していたようですね(笑)」(アイドル誌ライター)
この平手のなかなかドSな放水にファンからは「てち、復帰早々攻めるね」「俺も水ぶっかけられたかった」「平手ちゃんに水かけられるとかご褒美でしょ」「俺は思わず『かけて~』って叫んでた」など、むしろ歓喜の声が上がっている。
「ドSキャラで知られている乃木坂46の齋藤飛鳥も、7月6日に大雨の中で行われた神宮球場でのライブで、ステージ上に水たまりができていたのを見て『この水(溜まりを)蹴ると前の方のファンの方まで届きそうなんですよ。お客さん濡らせる!みたいな。そういう楽しみ方もできるなって』と、相変わらずの発言をしていましたね。ただ、こちらはさすがに水たまりを蹴ることはありませんでしたから、淡々とファンに水をかけた平手はもしかすると齋藤を超えるドSかもしれません」(前出・アイドル誌ライター)
これからドSキャラが覚醒していくのかどうかにも注目していきたいところだ。
(石田安竹)