お笑いコンビ・スリムクラブの真栄田賢が7月29日放送の「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)に出演し、後輩であるオリエンタルラジオ中田敦彦からとられている失礼な態度を暴露している。
「嫌いな芸人はいるか」との質問を司会の上沼恵美子より受けた真栄田は、「後輩のオリラジのあっちゃん。(後輩であるにもかかわらず)あっちゃんから挨拶してくれないんですよ」と答え、先に後輩から挨拶するという吉本興業における鉄の掟を破る中田の裏の顔を明かした。
「オリラジといえば、吉本の養成所に在籍していた時代からすでに地上波番組のレギュラーを任されるなど、吉本の中でも異例のスピード出世を達成したエリート中のエリート。しかし、そんな2人が最後まで手にすることができなかったものこそ、“漫才コンビ”としての確固たる評価です。ブームに便乗したリズムネタで一気に脚光を浴びたものの、やはり吉本の中では王道の漫才で評価をされなければ“一発屋”との判定を受けてしまいがち。対するスリムクラブは2010年に奇抜な漫才でM-1グランプリ準優勝を果たすなどし、その知名度を急速に高めました」(テレビ誌ライター)
これまでにない画期的なネタに挑戦したがる傾向の強い中田にとって、M-1でスリムクラブが披露した“攻めた漫才”は、一種のあこがれのような存在だった可能性もある。もちろん、こと上下関係に厳しい吉本での中田の行為は敬遠されるものだろうが、その根底には嫉妬とあこがれの念が渦巻いていたのかもしれない。