8月20日、競馬界のアイドル・藤田菜七子騎手(20)が「ばんえい競馬」(北海道帯広市・帯広競馬場)に初参戦する。「ばん馬も見るのが初めてなので楽しみ」と、菜七子騎手は期待を膨らませるが、ファンの間でも「やっと菜七子ちゃんが見られる」と盛り上がりを見せている。
スポーツ紙記者が話す。
「ばんえい競馬は、1トン前後のばん馬が最高1トンの鉄ソリをひいて競う、世界で唯一の競馬です。このばんえい競馬を盛り上げるために始まったのが『JRAジョッキーDAY』。07年からスタートして今年で12回目になります。過去には武豊騎手やC・ルメール騎手も参戦しています」
こうしたイベントのかいもあり、売り上げは好調。今年3月に行われた最高峰の重賞レース「第50回ばんえい記念」当日は5963人が来場し、1日で1億8970万4500円を売り上げた。
「菜七子騎手は8月23日の門別競馬場(北海道沙流郡)での騎乗予定はありますが、今までJRAの函館や札幌で騎乗したことは一度もありません(18年7月29日現在)。もしかしたら、今回のばんえい競馬が北海道での初騎乗になるかもしれませんね」(前出・スポーツ紙記者)
帯広競馬場が単独開催となった平成19年以降、1日の最高来場者数は前記した5963人。8月20日は菜七子ちゃんファンが殺到し、過去最高記録を打ち立てることは、まず間違いないだろう。