9月に総裁選を控えた自民党。すでに「安倍3選は鉄板」との情勢でも、女性初の総理を目指しているのが、野田聖子総務相(57)その人なのだが‥‥。
政治部デスクが語る。
「折しも7月下旬に飛び出した金融庁への圧力疑惑スキャンダルにより、総裁選出馬の条件となる20人の国会議員の推薦人が集まるかどうか。泡沫候補にもなれない可能性も出てきました」
野田氏の圧力疑惑とは、今年1月に金融庁の担当者を呼びつけ、無登録の仮想通貨交換業者に「説明」をさせたというもの。
仮想通貨に詳しい経済ライターが説明する。
「この仮想通貨とはタレントのGACKTを広告塔とした『スピンドル』という、いわゆる『ガクトコイン』のことで、今年1月のプレセールでは、1SPD=30円の値をつけていたが、5月に海外取引所で上場後は下降の一途。現在は、1SPD=0.3円と、1円以下のゴミくず同然まで暴落してしまった」
この怪しい業者と野田氏をつないだのが、ほかならぬ7歳年下の夫・文信氏だという。永田町関係者が明かす。
「野田氏が初めて文信氏と出会ったのは文信氏が経営する焼肉店だったそうですが、それ以前は老舗組織のヤクザの構成員だったことが報じられています。野田氏は店で酒を飲んで、一気に文信氏と意気投合したようです」
政界でも酒豪と評判の野田氏だけあって、酒席でのエピソードは枚挙にいとまがない。
「98年の小渕恵三内閣で、当時閣僚史上最年少で郵政大臣となった時は、よほどうれしかったのか、毎晩のように大臣執務室で担当記者などと酒宴を開き、大騒ぎ。見かねた党幹部から叱責された。ぶっちゃけトークが好きで芸能人の○と△がつきあっているなど、色恋ざたのゴシップ話が大好きだった」(政治部デスク)
酒好きな野田氏の宴会はそれだけでは止まらない。
「酔うほどにキス魔に変身します。赤坂料亭で若手議員と酒を飲んで路チューしたのを写真誌に撮られたこともありましたが、酔っ払うと開放的になって、一緒に飲んでいる記者など誰かれかまわずキスしまくるんです。好みの男はちょいワルタイプらしいですが、問答無用で抱きつかれ、ディープキスの逆セクハラを受けた男性記者は数多くいます」(永田町関係者)
楽しい酒席はいいが、総理の座を目指すにはいささかワキが甘すぎるのでは。
「それでも、和製サッチャー、女性初の総理という旗印だけは外さない構えです。同じ自民党の杉田水脈衆院議員の同性カップルに対する『生産性がない』という発言に対抗し、ジェンダーフリーという論点を武器に、立候補の形だけは目指すようです」(政治部デスク)
いっそ、お騒がせ夫を断捨離、独身子持ちママにキャラ変更して人気挽回を目指すのも一手だが‥‥。