8月8日、テレビ朝日が、報道番組「報道ステーション」(テレビ朝日系)のキャスターに、10月から同局出身のフリーアナウンサー・徳永有美を起用すると発表した。また現在キャスターを務める小川彩佳アナは9月いっぱいで降板するという。
「過去に『報ステ』でスポーツキャスターを務めていた徳永アナが、13年ぶりの番組復帰となります。彼女は今回の起用に『かつて自分を育てていただいた番組で、スタッフの皆さんとともにふたたび挑戦できることに感謝し、一日入魂、全力で頑張ります』とコメントしています」(テレビ誌記者)
しかし徳永といえば過去、同局のディレクターを夫に持つ既婚者でありながら、番組で共演したウッチャンナンチャン・内村光良と不貞行為の末、結婚。その後、テレビ朝日を退社している。そのため、視聴者からは「なぜ後任が今さら徳永アナなの?」「意味不明すぎる起用」と疑問の声が多く飛び交っている。
この起用には、窮地に追い込まれているテレ朝の思惑が見え隠れしているという。
「現在、テレ朝のバラエティは『日曜もアメトーーク!』や『陸海空 地球征服するなんて』など、看板番組の打ち切りが続々と決まり危機的状況にあります。そこでテレ朝は、他局のバラエティで結果を残している内村の力を、何としてでも借りたいと考えている可能性があるのです。そのため、まずは妻の徳永を『報ステ』のキャスターとして優遇し、内村との雪解けを画策しているとの見方が一部で強まっています」(前出・テレビ誌記者)
不貞が発覚した当時、テレ朝の上層部が激怒したことで、内村の復帰はありえないと言われてきた。しかしここにきて、風向きが変わってきているのかもしれない。