お笑いコンビ・カラテカの入江慎也が8月9日放送の「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)に出演し、自身の特技を生かしたコンサルティングで巨額の業績を上げていることを明かした。
吉本興業でも屈指の高いコミュニケーション力を誇る入江は、3年前にコンサルティングを主な生業とする会社「イリエコネクション」を設立し、様々な大手企業へ出向き講演を行う日々を過ごしているという。また、同番組内でその年商は「1億円」とも明かされ、チャラ男芸人と謳われた自身の十八番とも言うべき“人間関係の育成メソッド”が存分に会社経営に還元されているようだ。
「相方の矢部太郎もその画力と文才を生かした漫画『大家さんと僕』が大ヒットし、それぞれの得意分野で成功を収めました。チャラさ全開のパーティー芸人・入江と、引きこもり系の文学芸人・矢部という“陽と陰”と構図は、同じく吉本のピースの綾部祐二と又吉直樹を彷彿とさせますね。ピースも綾部が合コンや夜遊びに興じる中、又吉は黙々と筆を握り、周知のように小説『火花』は芥川賞を受賞しました」(テレビ誌ライター)
ただし、カラテカとピースの違いは、前者が2人ともそろって“副業”の順調ぶりをアピールできている一方で、ピースの2人は又吉が作家先生として多方面での活躍を見せているのに、綾部はニューヨークに謎の武者修行に行ったまま。たびたびインスタグラムコメント欄でも“何がしたいの?”といったファンからの疑問が寄せられているのが現状だ。綾部からも何らかの朗報が聞きたいところだが、はたして…?
(木村慎吾)