今年4月からのアメリカ進出を公言しているピースの綾部祐二が、まだ就労ビザの申請すらしていなかった!
これは3月19日放送の「アッコにおまかせ!」(TBS系)にて綾部自身が和田アキ子らに明かしたもの。綾部はビザ申請に向け、これまでの経歴をまとめるといった準備に時間が掛かっていると釈明した。そんな説明に、アメリカ在住歴のある編集者が疑問を示す。
「いまの綾部にとってアメリカの就労ビザを取得することは最優先事項であり、吉本興業が全面的にバックアップするはず。それなのに資料集めの段階だなんて、常識的に考えてあり得ません。そもそも吉本は97年設立の『YOSHIMOTO ENTERTAINMENT USA.,INC.』をはじめ、アメリカに複数の現地法人を展開しており、ビザの取得に手間取るとは思えないのです。つまり綾部の発言には何らかの裏事情が隠されていると見るのが自然でしょう」
綾部はこれまで、トランプ政権が発足したことでビザの審査が厳しくなったなど、いくつかの理由をあげている。だが本当の理由は別にあると、前出の編集者が声を潜める。
「以前から指摘されていますが、ヒントは吉本が4月に開講する『ヒントン・バトル ダンスアカデミー』にあります。ここの講師を務めることで綾部は、同アカデミーの海外駐在員として就労ビザを取得するつもりなのでしょう。逆に言えば講師としての実績を積むために、同アカデミーが本格始動する4月以降でないと就労ビザが申請できないのかもしれません」
ニューヨーク・ブロードウェイではコメディショーも頻繁に開催されており、吉本が日本のお笑いを輸出できる可能性もある。その先兵が綾部なのであれば、彼がアメリカ進出をもくろんだり、ビザ取得が遅れている理由も合点がいくというもの。当の綾部自身はいま、吉本に対して「早くビザが取れるようにしてくれ!」とジレている状況なのかもしれない。
(金田麻有)