吉岡里帆のナマ肌も視聴率テコ入れには効果がなかったのか。8月14日に吉岡の主演ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(フジテレビ系)の第5話が放送され、視聴率はシリーズ最低の4.8%に沈没。5%割れという危機的な水準にまで落ち込んだ。その低迷ぶりに吉岡と制作陣との間から“不協和音”が聞こえるようになっているという。
「何より吉岡が怒っているのは第3話にて必然性の薄い入浴シーンをやらされたこと。吉岡は高校時代から演劇養成所に通い、大学生時代は自主映画にも参加するなど、熱い気持ちで女優業に臨んでいます。今回のドラマは社会的なテーマを扱っていることから本人の意気込みには並々ならぬものがありました。それゆえ視聴率稼ぎという安直な理由から入浴シーンをやらされたことに、本人は相当不本意だったようですね」(業界関係者)
ドラマの世界では、視聴率の低迷が出演者と制作陣の間に溝を作ってしまうのはよくあること。しかし今回は、制作陣の分が悪いようだ。
「吉岡とて自分に肌見せが期待されていることは理解しており、何が何でも出したくないわけではないはず。しかし第3話の入浴シーン公開では『切り札』を出すのが早すぎたうえ、続く2話で崖を転がり落ちるように視聴率が急落しており、まさに“脱ぎ損”です。これでは制作陣にちゃんとした見通しや戦略がないことの表われと捉えられても致し方ない。打ち切りも検討と言われる本作ですが、いざ打ち切りとなると吉岡の女優キャリアに傷がつくのは明らか。せっかくの社会派ドラマに意気込んでいたのに、これでは吉岡にとっては二重に裏切られたも同然でしょう」(前出・業界関係者)
もはや吉岡と制作陣の確執をドラマにしたほうが、よっぽどおもしろい作品ができるのでは?
(浦山信一)