「最近、剛力が前澤社長とイチャつく動画をネット配信して大炎上していますが、あれは球界参入のために知名度上昇を狙う前澤社長の作戦と見る向きが多い。実際に彼は『2018年末までにフォロワー数100万人を目指す』と公言しています。今後、本田とタッグを組んでメディアに登場すれば、さらにインパクトは絶大。双方が球界参入を目指しているだけに、思惑も一致しているんです」(スポーツマネジメント会社関係者)
ところで、意外にも感じられる本田と前澤社長という組み合わせだが、どうして手を握り合う関係になったのか。IT関係者が明かすには、
「2人は数年前に共通の知人の紹介で出会って、意気投合しているんです。一昨年には本田がプロデュースするサッカーグラウンド『ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREA』をZOZOTOWNのおひざもとである千葉・幕張に造るなど、すでに共同でビジネスを行っていて、プライベートでも仲がいい。双方が『似た者同士』と認め合っているんですよ」
もっとも、本田、前澤社長ともに性格的に「共同経営」は絶対に受け入れないだろうとみられている。
「それぞれが球団の追加枠を巡って激しく争うことも想定できます。前澤社長はたびたび球団経営で成功できると表明していますが、一方の本田も自信満々で、『俺がプロ野球チームを作れば常勝軍団にできる』と吹聴しているんです」(スポーツマネジメント会社関係者)
球界進出を狙う「本田の野望」は、日本球界だけでは満足しない。
本田を知る若手経営者が語る。
「本田は『アメリカで大きな仕事がしたい』『アメリカはおもしろい人間が世界でいちばん集まるところ』と口癖のように言っている。彼いわく『サッカー選手として一度はアメリカでプレーする必要があるし、いずれはアメリカでスポーツビジネスをしたい』とのこと。アメリカではサッカークラブを運営するだけではなく『メジャーリーグのチームも持ちたい』と言っていた。本田なら実現しかねないと思っています」
その「アメリカ進出計画」は、すでに行動に移されている。今年7月、本田はハリウッドスターのウィル・スミスと投資ファンドを設立して話題となった。
「その投資対象はアメリカのベンチャー企業なんです。本田としては伸びしろのある米企業を先物買いして、アメリカでの成功を目指している。さらには、メジャー参入以上の“究極の野望”も抱いています。宇宙開発を扱うベンチャー企業への投資を通じて、宇宙ビジネスの本格進出、そして本田自身の『宇宙滞在』を本気で考えているんですよ。私自身、彼の口から直接、『月でサッカーがしたい』と聞いています」(若手経営者)
まこと、プロフェッショナルとは、ケイスケホンダである。