2016年7月に、デビューから所属していた芸能事務所、レプロエンタテインメントから独立し、地上波から姿を消した女優・のん(本名・能年玲奈)が、9月8日スタートのLINE NEWSオリジナルドラマ「ミライさん」で主演を務めることがわかった。
それに先立ち8月22日に行われた完成発表会見に登場したのんは、「たくさんの方々から、女優のお仕事が観たいと言っていただいていたので、とっても嬉しいニュースなんじゃないか? と皆様の反応が気になっている“のん”です。私はとっても嬉しい~」と笑顔で挨拶した。
「昔ながらの芸能界の“縛り”は今、消えつつあるのではないでしょうか。地上波では、まだオファーのないのんですが、ニューメディア系に芸能界特有の“暗黙の了解”は関係ありませんからね。そもそも彼女の場合、独立時に揉めただけで、悪事を働いたわけではありません。だから、CM依頼もあるし、劇場アニメ『この世界の片隅に』で、主人公・北條すずの声を担当するなどの活動もしてきています。事務所と独立問題で揉めたとしても、ニューメディア系で芸能活動を維持できる時代になったということです。芸能界は、新たな時代に突入したと言えるでしょう」(芸能ジャーナリスト)
のんだけでなく、犯罪者でもないのに芸能界を干された芸能人は少なくない。今後は、これまでに消えた芸能人にも、復活するチャンスが増えてくるのではないか。