お笑いトリオ・安田大サーカスが8月19日に放送された「お笑いワイドショー マルコポロリ!」(関西テレビ)に出演し、一部では知られていた〈昨年6月に高血圧で緊急入院したHIROへのお見舞いよりもパチンコを優先していた〉というクロちゃんの仰天エピソードがの全貌が初めて明かされた。
大食漢だったHIROは血圧上昇による「左脳室内出血」との診断結果を受け、生存確率は20%という危機的状況に瀕していたが、クロちゃんは当時を「もしもHIRO君が亡くなったら、新しいデブを入れないといけないかなぁと思ってた」などと回想し、まるで他人事。
また、団長の安田が奇跡的に意識を回復させたHIROの見舞いに行こうとクロちゃんへ電話すると、「ボクはいいです。今外出してるんで」とまさかの拒否。クロちゃんによれば、“パチンコが確変中だった”とのことで、トリオのメンバーへの見舞いよりもパチンコを選んだクロちゃんのトンデモ行動には共演者の月亭方正からも「またパチンコか、お前それはあかんぞ!」とのお叱りが浴びせられた。だが、クロちゃんは「パチンコやる人ならわかりますけど、1回休憩したりすると運気が変わる。それにボクが行っても容態が良くなるわけじゃないし、もしも悪くなったらボクのせいになる」などと述べ、“見舞い拒否”の理由を淡々と説明している。
「その後、HIROは健康面を気遣い、ストイックなダイエットに成功。今では別人のようにスリムな体型となりましたが、当時は団長も『もう芸能界復帰は無理かも』と振り返るなど、ヤバイ状況だったことは確か。それだけにクロちゃんの無神経とも思える発言にはネット上でも『クズキャラを演じてる人がいる中、クロちゃんは本物かと思えることが多々ある』『彼の性格は治りません。世の中にはこんな人もいるのです』『どう見ても素だわ笑 プライベートでクズを演じるメリットはない』など、もはやネタではなく“ガチでクズ”なのではないかと疑う声であふれています」(テレビ誌ライター)
もちろん、クロちゃんの“トンデモ話”としてトーク番組で活かされている時点である程度はネタである可能性も否めないものの、そもそもネタとして話せるのはHIROが生存確率20%という危機を乗り越えられたからだ。
クロちゃんにはもう少し相方への愛や思いやりを見せてもらいたいところだが…。
(木村慎吾)