何にでも首を突っ込みたがる田村淳が、今度は9月20日に投開票される自由民主党の総裁選に関して意見表明だ。8月24日に「僕は自民党員じゃないし投票の資格はないけれど総裁選の候補者の討論を聞きたい」とツイートしたもの。田村は「自民党総裁選で選ばれればこの国の総理大臣になる…だとしたら僕は候補者の討論聞いておきたい」と自らの考えを示したうえで、「みんなは討論聞きたいですか?」と締めくくっていた。このツイートについて週刊誌の記者が指摘する。
「田村はおそらく、24日に一部新聞が『自民党総裁選の公開討論会や街頭演説が大幅減に』という記事を掲載したのを見て、このツイートを発したのかもしれません。しかしそれらの記事でも、日本記者クラブ主催の公開討論会は開催されると報道されています。それに対して田村のツイートは討論会が開かれないという前提に読めるため、これでは『候補者討論会すら開催しない自民党』と喧伝しているのも同然。政治の話では特定の党派党略に偏らないよう気を付けているはずの田村にしては、うかつなツイートだったと指摘せざるを得ませんね」
ただ田村は、今回も討論会が開催されるのは当然との前提で、「みんな、自民党総裁選の討論会に興味を持とうよ!」という提言の意味でツイートしたのではないだろうか?
「田村は同じツイート内でわざわざ『討論を交わしてもらっ方が党員の人も投票のしやすいのでは?』(文章ママ)と、自民党員に対して呼びかけています。この問いかけは、候補者討論会が開かれないという前提がなければ出てこないもの。そんな勘違いをもとにその場の思い付きを反射神経でツイートしているようでは、政治に対して真摯に向き合っているとは言いがたいでしょう」(前出・週刊誌記者)
今回の自民党総裁選ではニコニコ動画主催の討論会も開催され、過去の総裁選と同様にネット配信される予定。田村には、ぜひ総裁選のネット中継をチェックしてもらいたいものだ。
(金田麻有)