10月20日放送の「バイキング」(フジテレビ系)に出演したお笑い芸人の土田晃之が、去る10月13日に東京・江東区内で起こした交通事故について、初めて口を開いた。事故後で初のテレビ出演となる土田は番組の冒頭、MCの坂上忍から「つっちー、何かあったんですか?」と振られると、「そうですね、接触事故があって、だいぶお騒がせさせてしまったみたいで。申し訳ございません」と謝罪したもの。
さらに土田は「今、保険でやってるんですけども」と、接触した相手との交渉が進んでいる様子を明かし、続けて「事故の報道の話題聞いて、ボクが一番びっくりしていますから」とコメント。最後は「すごいいっぱいいろんなことがあるんで、また後に話したいと思います」と締めくくった。この発言について芸能ライターが語る。
「まるで他人事のように『ボクが一番びっくり』したと語る姿は、まったくもって理解に苦しみます。この表現はおめでたいことなどポジティブな話題に対して使うもの。今回は交通事故というネガティブな話題ですから、当事者である土田は終始、反省の姿勢を示すのが常識でしょう。一応は『申し訳ございません』とは口にしていましたが、これで謝罪を示したとは到底言えないでしょうね」
事故後の報道では、雨で対向車が見えなかったと供述していたことが伝えられるなど、今回の事故では土田に相応の責任があることは明らか。100%もらい事故ならともかく、自分の運転中に発生した事故をこれほど他人事扱いする姿には、視聴者からも批判が寄せられているようだ。
「特に視聴者が問題視しているのは、土田が『また後に話したい』と言ったにもかかわらず、番組内ではみずからの交通事故について一切触れなかったこと。土田が改めて事故に関して語ると思っていた視聴者はすっかり肩透かしを食らった形です。このまま事故の話題をフェードアウトするようであれば、他人を批判する資格はないと断罪されてもしょうがないでしょうね」(前出・芸能ライター)
果たしてどこかのタイミングで「いっぱいいろんなこと」について語るのか。土田の発言に注目が集まるところだ。
(金田麻有)