ワイドショーを賑わせている体操協会のパワハラ問題。元テレビ朝日アナウンサーで、現在はスポーツコメンテーターである宮嶋泰子氏がネットで批判に晒されているという。
「この騒動が起こってすぐ、スポーツ取材歴40年以上という宮嶋氏が、体操協会や塚原夫妻を擁護するような発言を繰り返しているんです。これまで取材をしてきて、塚原夫妻は不正が嫌いで、選手のことも考えているような人であり、引き抜きなどとんでもないとコメントし、一方で宮川紗江選手のことを『思い込みが強いのかなというのは感じている』と評したのです」(スポーツライター)
だが、塚原夫妻のリアクションや、日が経つにつれて露わになってきている詳細、そして塚原夫妻の一転した謝罪コメントなどの報道に接している一般の視聴者の中には、宮嶋氏のコメントに疑問を感じる人も多く、ネット上では宮嶋氏への非難の声が上がっているという。
「体操協会側の意見をただ垂れ流しているだけで、どんな人なのかと来歴をアップする人や、『報道ステーション』で宮嶋氏に延々と話をさせたテレビ朝日を批判する人もいます。中には、テレビ朝日が“大人の事情”を抱えているのではと指摘する人も。“大人の事情”とは、10月にカタールで開催される『世界体操選手権』のことで、放送を担うのがテレビ朝日なのです。テレ朝としては体操協会との関係がこじれないようにしたいでしょうし、この問題が長期化して体操のイメージが悪くなり、視聴者の興味がなくなってしまうことは避けなければなりません。宮嶋氏の発言には、そんなテレ朝の思惑があるのではないかと疑う声もあるんです」(前出・スポーツライター)
果たして、この騒動の向かう先は。
(伊藤その子)