本音を言えば「ちょっと応援しづらい」かも?
体操協会、専属コーチとのパワハラ問題で決意の記者会見から一躍、時の女子となった宮川紗江選手。宮川選手の告発以降、体操界のドンでもある塚原夫妻へのバッシングが高まり、騒動の規模は広がる一方。宮川選手には同情やエールが集まった。そんな“悲劇のヒロイン”の会見直後から支援を宣言していたのが、美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長。そして9月7日、その言葉どおり、高須氏は、宮川選手とスポンサー契約の話し合いをしたことを公表。ツイッター上には2人のツーショット写真もアップされ、宮川選手はサムアップのポーズで話し合いが前向きに進んだことを想像させた。
これには当初「高須院長の男気がすごい」「宮川選手もよかったですね」という称賛が集まったかに思われたが、徐々に雲行きが怪しくなってきたと女性誌記者が指摘する。
「高須氏は男の約束を守り通しただけだと思います。でも、高須氏が支援宣言をしたあとに、速見コーチのとんでもない暴力行為の映像が公開されたり、宮川選手が、速見コーチを擁護するために塚原夫妻を一方的に悪者にするやり方に疑問の声も聞こえてきました。そして問題が何も解決していないのにさっさとスポンサー契約の話をして、“勝利のポーズ”まで決めてしまう宮川選手に『胡散臭い』『ただのクセ者』『結局、お金持ちのパトロン捕まえて一人勝ちじゃん』といったような、あきれ声が増えてきている。そのうえ、あれだけドン引きレベルの殴打をされても速見コーチに心酔する彼女や家族に疑問の声も出てきていますから、『自分だけよければいい』という印象を持たれるのは、今後の競技生活においてもマイナスになりかねません」
高須氏は速見コーチの謝罪会見を「選手のことを思っている」と絶賛。発言は、殴打映像が出回る前だったとはいえ、この手放しの絶賛に違和感を覚える声まで出始めている。まさか、選手とコーチも一緒の「カップル契約」な~んてことになったら、世間の反応ははたして?
(飯野さつき)