9月12日に最終回を迎える「高嶺の花」(日本テレビ系)で石原さとみ演じる月島ももの妹・ななを好演している芳根京子。最終回予告の映像では、芳根演じるななが、伝統ある華道の流派・月島流の次期家元と決まっていたにもかかわらず月島流を破門に。さらに思いを寄せる千葉雄大演じる新興華道家・宇都宮龍一からは、正式に次期家元となったもも(石原)と結婚すると告げられ、泣き崩れるシーンがあった。
ドラマのスタート直後は、石原演じるももが「下品」と批判され、芳根が「もも役」を演じたほうがよかったのでは?と指摘する声もあったほど正統派ヒロインのような清純イメージを終始たたえていた芳根。だが、女性誌記者はこう解説する。
「芳根は良くも悪くも正統派なんです。今回の『高嶺の花』のヒロイン・ももは正統派ヒロインではなく、情緒が安定したことのない異端なヒロイン。それゆえに芳根演じる妹のななが正統派ヒロインの要素を持っていなければ、ドラマの主軸である“明と暗”が描けなかったと言われています」
そんな芳根は現在公開中の映画「累‐かさね‐」の宣伝のため、W主演している土屋太鳳とともに9月5日放送の「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)に出演。ところが、この時に、普段のしぐさや何気ない会話から脳科学評論家の澤口俊之に“天性の魔性の女”と診断されたのだ。
「その理由として相手との共感を高める“じっと相手の目を見て話す”“自分の心臓に手元を持っていく”などのしぐさを連発することが挙げられていました。そのため芳根はオーディションでもこの“天性の魔性”を発揮し、合否判定を下す立場の人間の気持ちをつかんでいるのではないかと、芸能事務所関係者の間で話題になっているようです」(前出・女性誌記者)
「清純そうに見える」芳根に“魔性”という言葉は一見、不似合いのように感じる。しかし実は、そう思ってしまう感覚こそが、芳根の魔性の術中にハマってしまっていることになるのかもしれない。