石原さとみ主演の水曜ドラマ「高嶺の花」(日本テレビ系)の第2話(7月18日)が9.6%だったことが分かった(ビデオリサーチ調べ、関東/以下同)。第一話が11.1%であるから1.5ポイントダウンとなる。
「『高嶺の花』は脚本家・野島伸司が手がけています。ただし、彼による作品と触れ込んだところで、今の視聴者がどのくらい興味を持ってくれるでしょうか。ちなみにこの物語は石原さとみ演じる華道家の月島ももが、峯田和伸扮する自転車店主の風間直人に恋をする“格差”ラブストーリー。ただ、これまで様々な“格差恋愛モノ”を見てきた視聴者にとっては、もはやこの程度では満足しなくなっているでしょう」(芸能ライター)
アラを探せばきりがないが、このドラマと対してこの日、8.2%と1.4ポイント差に迫ったのが同時間帯に放送されていたバラエティ番組「梅沢富美男のズバッと聞きます!」(フジテレビ系)だった。いったい、この日どんな内容が放送されていたのだろうか?
「本を出せば売上100万部、講演会を開けば1500人が集まるという今大人気の体操コーチ・菊池和子が特集されていました。年齢は84歳ですが、その見た目は60代そのもの。50年間自ら研究してきた独自のメソッドによる『体操』法で、通うシニア女性の老眼や関節リウマチなどを緩和・改善してきたそうです」(前出・芸能ライター)
だが、それは前半まで。後半は梅沢と、今やすっかり準レギュラーとなった長嶋一茂による“時事放談トーク”だった。
「サッカー日本代表の次期監督についてや、高校バスケの試合中、コンゴの留学生選手がファールを下した審判を殴打した事件などを熱く語っていましたが、その途中、梅沢がいきなり『好きな司会者1位になった』と自慢したり、一茂が先物取引で2000万円の被害に遭った話をするなど本題から脱線しっぱなしでした」(前出・芸能ライター)
いずれにしてもこの猛暑の中で、撮影に臨む石原さとみも、梅沢と一茂を前に視聴率が減らされてしまったら、ヤル気も失せてしまったかも。
(魚住新司)