9月21日発売の「FRIDAY」で、16年前に16歳の少女と淫行に耽っていたことを、現在32歳の当時の少女自身の告白によって暴露された、お笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀。恥ずべき行為であるはずなのだが、世間の反応はヒートアップするどころか、いたって冷静だ。
「さすがに16年前の出来事を引っ張り出されても、今の日村を叩くことには違和感があるのでしょう。当時の少女が被害者であることは間違いありませんが、当時被害届を出さなかったことを今になって告発する理由が不透明であること。日村が事務所を通じて謝罪のコメントを発表しており、二の矢、三の矢が放たれることもなさそうであることなどから、ネット上でも『そんな大昔のことが今さら告発されるとは』『時効じゃないの?』『過去のことだし、誠意をもって謝罪した』など、寛容な反応が多いようです」(芸能ライター)
日村を出演させる側のテレビ局は、NHKが、9月24日に放送を予定していた「バナナマンの爆笑ドラゴン」を別番組に変更。その理由については発表していない。
一方、22日放送の「キングオブコント2018」(TBS系)では、日村は予定通り審査員を務めた。
「番組内で審査委員長の松本人志に『変な緊張感が…』『もしかしたら日村さんがいるからかも』などとイジられた日村は観客の爆笑の中、立ち上がり『みなさん、お騒がせしてすみませんでした』と謝罪。その後も何度かイジられはしたものの、コント対決に話題が集中することで、いつの間にか、日村のことは『もう済んだこと』という雰囲気になっていましたね。収録でなく、生放送でうまくこの雰囲気を出せたことで、かなり日村を非難する空気は薄まった気がしますね」(前出・芸能ライター)
レギュラー番組12本を抱える超売れっ子芸人で、今年はフリーアナの神田愛花と結婚。公私ともに充実した日々を送る日村に、突きつけられた“過去の悪行”。ぜひとも反省の心を忘れず、これまで以上に芸道を究めてほしいものだ。