過去にも信じがたい蛮行に及んでいたのか。2月28日発売の「週刊文春」が、自民党を離党した田畑毅衆院議員の未成年淫行疑惑を報じた。
田畑氏といえば、2月21日発売の「週刊新潮」がSNSで知り合った交際女性との醜聞を報道。記事によると、田畑氏は名古屋市在住の20代彼女の一糸まとわぬ寝姿や、彼女との行為などを無断で盗み撮り。しかも泥酔して意識のないのをいいことに妊娠を避けることをせずに、一方的に行為に及んだこともあったという。同日、田畑氏は自民党を離党。
だが、これだけではなかった。今度は2月28日発売の「週刊文春」が過去の女性トラブル疑惑をスクープしたのだ。
「2010年のことだそうです。その頃、都内に行政書士事務所を開設していた田畑氏は当時16歳で高校2年生のA子さんにSNSのミクシィで接近。『ちょっとおじさんだけどいい?』などと、軽い調子で声をかけてきたそうです。その後、A子さんをしつこく食事に誘い、結局、会って食事をしたんですが、その“初デート”でいきなりホテルのスイートに入り、A子さんに行為を迫りました。A子さんが頑なに拒否し、幸いにもその時は難を免れたそうです」(週刊誌記者)
しかし、田畑氏は執拗にその後もアプローチを続行。ついにA子さんは折れ、大学受験の相談のつもりで田畑氏の事務所へ。ところが、田畑氏は相談に乗るどころか、A子さんに行為を迫って力任せに押さえつけ、蛮行に及んだという。妊娠を避けることはせず、行為の様子をビデオで撮影していたというから、開いた口がふさがらない。A子さんの証言が事実であれば、田畑氏は強制性交等罪(5年以上の懲役)に問われる可能性も出てきた。27日、田畑氏は議員辞職願を提出し、認められる方向だ。
「これで、田畑氏の“手口”や“性癖”が明らかになったと言えるでしょう。SNSで接近し、しつこく誘って部屋やホテルに誘い込む。そこで強引に迫り、妊娠を避ける製品を使わず行為に及び、その模様を撮影。そして、時には盗み撮りもする…」(前出・週刊誌記者)
文春の記事によれば田畑議員は「大人の夜の玩具」も好きなようで、段ボール箱にぎっしり入った「怪しい器具」を蛮行の直前、A子さんに見せながら、「試してみるか?」と聞いてきたという。2月28日現在、一連の疑惑について何の説明しないまま辞職するとみられている田畑議員は、せめて議員としての最後の責任は果たすべきだ。
(石田英明)