その安藤にバトンを渡すのが、現在放映中の「半分、青い。」の永野芽郁(19)。撮影時は18歳ながら、最後はアラフォーのシングルマザーまで演じきった。そんな大女優ぶりを見せた永野は、昨夏のドラマ「僕たちがやりました」(フジテレビ系)で、すでにその片鱗を感じさせていた。
第7話で、病院帰りの幼なじみを待ち伏せして自宅に誘い込む。そして向かい合ってキスを交わすと、目を伏せてOKのサイン! ベッドに横たわり、制服のボタンが外されていく──。
「待って、自分で脱ぐ。あっち向いてて」
制服のシャツとスカートを脱ぎ捨てると、永野の剥き出しの背中が現れる。若いスベスベした肌で、肩甲骨が艶やかに浮き上がるみごとな背中ヌードだ。正面を向いても、ほっそりとした鎖骨が実に美しい‥‥。
芸能評論家の織田祐二氏も「十代の決意のヌード」を高く評価する。
「放送日、ツイッターでは『今日の僕やり大興奮』など、大盛り上がりでした。撮影当時は17歳。制服の下にある反則級の透き通る白肌は、広末涼子(38)の『秘密』(99年、東宝)を超えたと言うべきです」
15年「あさが来た」でヒロインを務めた波瑠(27)にも、お宝濡れ場がある。
映画「みなさん、さようなら」(13年、ファントム・フィルム)では、濱田岳(30)の隣に住む同級生役。一見、真面目そうな女子高生だが、メガネを取ると旺盛な性欲を剥き出しにするのだ。濱田を部屋に招き入れキスで誘うが、胸を揉まれると、
「これ以上はダメ!」
と、寸止め指令。そのあともペッティング止まりで抑制を続けるのだが、卒業を控えた高校3年時、それまでこらえていた欲望が決壊する。
「寂しい? こういうことできなくなるからね」
ジーパンのチャックを下ろし、イチモツを揉み上げる波瑠。たまらなくなった濱田は「入れたい」と、波瑠のスカートの中に手を突っ込むのだが、「それはダメ!」と拒絶される。
しかし、濱田の手で激しくこすり上げられると目を閉じ、恍惚の表情を浮かべてオンナの喜びに酔いしれていく──。
「指責めに感じてしまい、あわや快感の声が漏れそうになってしまった波瑠は、必死に自分の手で口を押さえる。ですが、抑制しながらも快楽に堕ちていくその切ないアクメ顔が、実に生々しかったですね」(織田氏)
まさにあさがイク。この押し殺した艶技が、長丁場の朝ドラの礎となったことは想像にかたくない。